知らんけど

2003年06月03日(火) さぼる

面白くなさそうな授業は、欠席回数が単位の当落に影響でない程度にさぼることにしています。

どんなに退屈と思われる授業にも、いくらかは意味のあることが言われたり呈示されたりしているのでしょう。けれど、そのいくらかの意味ある事柄を、他の大多数であるつまらない話しや何を言っているかわからない話を我慢してまで探し出す根気がありません。よっぽど、本の方がエッセンスが凝縮されていて楽しいのです。これは私の独断と偏見ですが、面白くない授業は授業料泥棒であると同時に時間泥棒です。

臨床に出て実際に言語聴覚士として働くに際して、こんなに1ヶ所にじっと座って話しを聞いているだけでいいのか?という疑問は拭えません。例えば自閉症の定義だとか診断基準などは教科書を見れば明記してあります。私が居るクラスは大卒のクラスですから、この程度の記述は自分でそれなりに読めるでしょう。それよりも私が必要としているのは、臨床家として実際にどのようなことができるか?という点です。こんなに知識偏重なのは、なんだか知識偏重の頭でっかち言語聴覚士を生み出しそうで恐ろしいです。

また、ただでさえ授業が臨床からかけ離れているのに、国家試験と臨床がまるで乖離している状態なのです。この資格制度問題ありだと思います。

と、まあ、批判ばかりなのですが、私はこうした問題点を踏まえて、自分があるべき姿を見失わないようにただ黙々と自分らしさを貫くだけだと考えています。一般論や枠にはまった考え方などくそ食らえという気持ちで。


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