知らんけど

2003年03月21日(金) 戦争テレビ

日が長くなってきました。バイトが終わった後もまだ明るいのがとても嬉しいのです。こうした喜びって大切ですね。季節や自然を感じる事のない都会では、日の光さえも感動を演出します。明日は雨のようです。このところ、週末になると天気が怪しくなります。週末がバイトばかりの私は何ともありませんが、休みの皆さんにはちょっと勘弁でしょうね。

テレビでは戦争の話し一色ですね。こうした番組が多いと、他のバラエティ番組の内容の無さに愕然としますね。いつもそれを観てへらへら笑ってる私がいる事の方がもっと愕然ですが... それだけ戦争と言う事実はエンターテイメントになってしまっているのでしょう。ニュースに出てくる解説者が、精巧なジオラマを前にしてまるでゲームをするかのように戦略を推測する姿はまさにエンターテイメントの要素が全面に出ています。

テレビ番組は二言目には「情報」ということばを使っています。「新しい情報は入ったでしょうか?」「情報が入り次第お伝えいたします。」などなど。私もそんなことばにだまされて、夜な夜な「新しい情報入らないかな〜」なんて意識でテレビから離れられなかったりするのです。しかし、私に戦争の情報なんてそれほど必要がありません。あるとすれば友達との会話での話しのネタになるくらいでしょうか。一般小市民にとって、戦争の情報なんて必要ないのです。そう考えると、戦争をニュースで取り上げるというのは一種のエンターテイメントなのです。視聴率稼ぎなのです。また、エンターテイメントとして私達も情報を求めているのではないのでしょうか?

利己的な私には、社会的な主義主張はないのですが、人が無駄に死ぬことは普通に考えて嫌なことです。そういう意味で、すでに何人かの死亡者が出ているこの戦争は止めてもらいたい。一個人としてそう想います。でも、その想いとは裏腹にテレビで情報を求めている自分がいるのです。


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