知らんけど

2003年03月16日(日) 本当の教養

今日はアルバイトの日でしたが、これまでになく忙しい一日でした。ある有名ホテルの客室係としてベッドのシーツの交換をしています。いつもなら一人でだいた10部屋もやれば多いのですが、今日は一人で18部屋もしました。疲労困憊です。こうも忙しいと、だんだんと仕事に熱中してしまって時間が経つを忘れてしまいます。

仕事に熱中していると、だんだんと仕事にリズムが出てきます。みなさんもお仕事にしろ、勉強にしろ、遊びにしろ、熱中しだすと独特のリズム感がでてきませんか?個々人でリズムは違うにしろ、テンポ良く仕事ができていく感覚があるはずです。今日の私も忙しさの中にも、そうしたテンポ良さが心地良く感じていました。しかし、そのテンポを崩すようなことをする人が世の中にはいるのですねえ。

どーでもいいことをくどくどくどくど言うおばさん。今日は忙しいからとにかくベッドを作っていきたいのに、「部屋の温度は18度にしなさいよ。暑いから。今度からちゃんとしてね。」私は、それを言われるたびに手を一瞬止めなければならないので、リズムが狂います。私の心の中には、あれをやってこれをしてという仕事の順番ができあがっていますから、別に言われなくてもするのですが、おばさんにとっては気に入らないのでしょう。こういう人に限って、自分のことをとやかく言われるの嫌ったり、ちょっとしたミスでも謝らずに言い訳ばかりするのです。

こうしたちょっとしたことで、私は非常に落ち込んだりします。別に注意された事に落ち込みはしません。ただ、何でこの人は自分の事に関してはこれだけ敏感なのに、自分の感覚を他人に置き換えてみる事ができないのか... そこに落胆します。「人の心がわかる心を教養という。」私が、ここ数年で耳にしたことばの中で一番心に響くことばです。すごい知識なんかなくてもいいし、すごい身体能力なんてなくていいし、すごいお金持ちじゃなくてもいい。人の心がわかる心という教養が社会に広まれば、とても素敵な社会になるのになあって思うのです。

ちょっとロマンチック過ぎますか...


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