知らんけど

2002年12月01日(日) 自分探し

自分らしさを失って、周りを気にし過ぎています。

周りを気にするという性格はどのような気質が影響しているのでしょうか?昔から、ずっと周りの目が気になって仕方がありませんでした。しかし、オーストラリアで五年過ごしていた間はまったく気にならなくなりました。そして、帰国してからもしばらくの間は周りの私に対する評価などまったく気になりませんでした。

しかし、このところ昔のように周りの目が気になるという性格が戻ってきました。他人の評価を気にするという裏には、何があるのかが自分でも良くわかりません。本当は周りの目など気にしない生活に戻りたいのですが、なぜか気になる。もしかしたら、自分の生活に自信が持てていないのかもしれません。

やはりどこかに後ろめたさがあるのかもしれないとも思います。日本の一般的な価値基準の中で私という人間が持っているバックグラウンド、性格、信条、憧れなどがうまく当てはまっていないのではないのか?と考えるのです。しかし、私はこれからもこの日本と言う国で生きていくのですから、その一般的な価値基準からできれば離れたところにいたくない。という気持ちがあるのでしょう。

周りの目が常に私を見ているはずはないのですが、自分らしさと日本の一般的な価値基準とのギャップを、他人の目に感じているのかもしれません。もしかしたら、そんな格好の良いものではないかもしれません。単に、自分という人間に自信がもてないのかもしれません。それにしても自信というのはどこから来るのでしょう?これまでの私の経験は恐らく多くの人が経験できなかった経験ですから、胸を張って自信を持っていられるはずです。しかし、そうではありません。

そう考えると、やはり私の自信の根拠となる経験や考え方が、今のところ、確固たる立場を築けていないのではないかと思うのです。私が最も私らしかった頃を知る人は周りにいないというのもありますし、私が自分らしさを表現してもそれが共感されていると感じる人が周りにいないのかもしれません。

周りに原因を求めても仕方がないので、結局は私自身が何かを変えていかないといけないのは良くわかっているつもりですが、さて、何をどう変えていったら良いのか?答えは簡単には出ないのです。周りへの期待を捨て、自分らしさを素直に出すということが必要なのかもしれませんし、自分らしさをある程度押さえるところは押さえて、周りの環境にあわしていく事も必要なのかもしれません。私としては、自分らしさを素直に出す事にしか突破口は見えないかな?と考えています。

久しぶりに、自分らしさとは何か?ということをじっくり考えてみようと思います。自分探しの旅は終わらないのです。


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