さんかくのしそう

2002年11月25日(月) 失敗

人間は変わるものです。常に変化しています。今日の私が、明日の私であるという保障はないのです。私自身もこの数年で様々な側面で変化していきました。常に成長という前向きな変化をしたいという思いはあるのですが、なかなか意識的に成長することは難しいのです。気がついたら自分は成長していたな。と思うことがほとんどです。

これは決して私だけの感覚ではないと思われますが、私が「ああ、自分は成長したなあ。」と思えるのはたいてい何かに失敗した後です。なぜか何かに成功した後で「自分は成長したな。」と思ったことがありません。大切な人を失った時、自身の夢が達成できないなと諦めた時、一人でも生きていけると思っていたのにどうしようもなく寂しさを感じた時、貯金が底を尽き生活能力を失ったことを実感した時、やりたい事をやっているはずなのにやる気が出ない時、などなど。

どんなものが「失敗」なのか?ということにもよります。それぞれの人が、それぞれの失敗の感覚を持っていると思います。皆さんそれぞれが持っているであろう「自分にとって魅力的な自分でありたい。」という目標に達するための、細かい一つ一つの努力が報われない時、それは失敗に感じるのです。

失敗する事は、自分の目標や価値観が本当に心から望んでいる事なのか?という客観的な視点から見なおすチャンスを与えてくれます。また、仮に正しい目標や価値観を目指していたとしても、その目指し方に問題がある可能性を気付かせてくれるものでもあります。

今、「うん、俺って成長したな。」と思えるのは、「うん、俺はたくさんの失敗をしてしまったけど、そこから何かを学ぼうとしてきたんだろうな。」という失敗に対する肯定的な見方ができるからだと思うのです。失敗を恐れずに行動してみようと言いますが、私は敢えて自分にはこう言い聞かせるのです。「失敗するために行動してみよう。失敗は私に成長という変化をもたらしてくれるはずだから。」

怖がらないで、楽しみましょうね。


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