知らんけど

2002年11月12日(火) 変化

朝の気分が一日の気分を変えてしまう事がよくあります。このところ慢性的に朝のラッシュで人とぶつかったりすると「こらっ、あほんだら。」と心の中で悪態をつぶやいてしまうのです。こんな状態ですと、一日の気分は「こらっ、あほんだら。」をベースとした気分になってしまいます。

そんな気分が嫌だったので、出際に本棚に無造作に置いてあった一冊の本を手に取り、電車の中でぱらぱらとめくりました。手にした本は「人生はゆっくり変えればいい!」という本でした。いつ買ったのか、どこで買ったのかも覚えていないほど、もしかしたらまだ読んでいなかった本かもしれませんが、いつもの違った気分を与えてくれました。

今日の私は、授業中は先生の顔を凝視し、先生の言う言葉をひとつも聞き漏らさない勢いで集中できましたし、何よりも授業を楽しむ事ができました。不思議と姿勢も一定で、いつものように落ち着かずに後ろに反り返ったり、うつぶせに寝たりということがありませんでした。気分一つでここまで変えられるのか?という驚きを感じたのです。

今日はたまたまなのかもしれませんが、こうしたちょっとした変化をもたらす行動はいくらしても損ではないのではないか?そんな気持ちになりました。何気なく手に取った本が今日一日の気分を変えてくれ、今日の気分が明日の気分を変える可能性があるのです。やるべきことなんてありません。なんとなくやってみましょうよ。何かが変わるかもしれません。変わらないかもしれませんが、宝くじと同じです。やってみないと変わることもないのです。


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