さんかくのしそう

2002年10月12日(土) ココロ晴々

広島方面に旅してきました。広島から呉へ向かう電車の中で、JRが出している中吊り広告にこんな文句が書いてありました。

『ココロ晴々 のんびりひろしま』

この中吊り広告に気付き、そして外を見るとそこは瀬戸内海が広がっていました。「水尻」という駅でした。電車の中からは青色の海がきらきらと光っているのが見えました。島が浮かび、そして広島の西の町が見えました。電車は単線なので、反対側から来る電車が通り過ぎるまでホームで待機です。その短い時間の中で、ふと「ココロ晴々」について考えたのです。

電車の中からその光る海、浮かぶ島を見ている間、ココロがすべての束縛から解き放たれたような感覚を覚えました。まさに、ココロ晴々。伏目がちな目が明るさを如実に感じるほど大きく広がる感じがしたり、頬の筋肉が自然に引き上がり、への字の口はふと微笑みの口になっていたりするのです。

人間が決めた時間という概念からも、生きるべしという根拠の無い義務からも、そして、世の中の面倒くさい事柄すべてから解き放たれていくのです。ここに居る自分という事実、そして、その前に広がる海と空と空気という事実、この2つの事実を感じることができた喜びに浸っていました。ココロ晴々。

あなたを縛るもの、それは一般的には当たり前と思われている事柄かもしれません。そうした事柄を見なおしてみる機会を持つ事で、本当に大事なものが見えてきます。時間・お金・物欲そういったものから解き放たれる事、それがゆっくり生きる事なのです。さて、あなたはココロ晴々?


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