ギター

ギターを始めます。「始めようと思っています。」ではなく、始めます。今週中にギターを買って来る予定です。

ギターを始めようと思ったのには3つの理由があります。まず、第一に、こうやってサイトを通して言葉による表現を行っていますが、同じように音楽を通して自分を表現したいということ。第二に、友人が行ったライブに行ってみて才能があるないではなく、才能を磨こうとしているその姿に惚れ惚れしたこと。第三に、将来、言語聴覚士として音楽を利用したリハビリが行えないか?と考えたこと。

第一の音楽による表現への思いは昔からありました。個人的な話しで申し訳ありませんが、私はスムースジャズというジャンルの曲(一昔前はフュージョンと呼ばれていました。)が大好きです。これらのほとんどの曲がボーカルの無い音楽です。しかし、歌声や歌詞によるメッセージがなくても、音楽は私の中に何らかの感情を起こします。心が動かされるのです。それは、その音楽がエネルギーを持って私に影響を及ぼすからです。そのエネルギーとは、演奏者が音に注入した表現の力なのです。私も、そのようなエネルギーを発してみたいのです。

第二の友人のライブを見たことは、人を感動させるのは音楽そのものではなくて、人の才能の可能性なのだということです。才能には与えられる部分もありますが、自分で磨こうとしなければ磨かれないものです。私に音楽の才能があるかどうかは分かりませんが、磨こうとしない状態で一体何が磨かれるのでしょうか?何かにチャレンジする前から諦めている事が実は非常に多いことに気付きました。別に大義名分を掲げたチャレンジではなく、静かに自分の「できたらな〜」という思いに対して、何らかの行動を起こす事。それによって、予期せぬ道が開ける事もあるのではないでしょうか?

第三の言語聴覚士として音楽を利用したリハビリを行う事ですが、ことばのリハビリで多く見られる障害のほとんどが脳の障害です。脳というのは未知の世界で、私達が想像しないような、様々な外的刺激から劇的な回復を見せる事があります。昔の経験を追体験させることでよみがえる場合や、新しい価値観を提供する(新しい趣味などを見つける)ことでことばがよみがえる事もあります。私は、言語聴覚士として患者さんに様々な価値観を提示できるようになりたいと思うのです。一緒に、昔の音楽を歌うこと、新しい音楽を聞かせること、音楽に限りませんが、新たなことばのリハビリの可能性を探るきっかけを作りたいと考えたのです。

たかがギターを始めるのに、えらく大層な理由ですが、逆に言うとギター一本で私の人生において新しい出会いや新しい経験、そして、新しい創造を可能にするきっかけを得られるのです。本当はしたいのに、心の中で勝手にできないとか無理などと決着してしまっているもの、みなさんの中にもあるのではないでしょうか?私は、とにかく始めてみる事にしました。みなさんもいかがですか?

過去の今日
2002年10月01日(火)

日記 / issy