「きれいなおかあさん」という中国映画を観ました。聴覚障害の子供を持つシングルマザーの奮闘を描いた映画です。障害を持っているが故に、普通の子と同じように学校に行けない。だから補聴器を付けて早く学校にいけるようにしようという内容なのですが、「障害者が普通の人と同じように...」という部分が、ちょっと引っかかる部分として残りました。障害者は常に普通の人を追いかける立場なのか?という疑問です。色々な見方・考え方があると思いますし、映画としては母親の愛情を描きたかったのだと思いますので、聴覚障害はメインの話題ではなかったのかもしれません。それよりびっくりしたのは、この映画が文部科学省推薦だったということです。国は障害者をどのような立場で観ているのでしょうね。
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