大好きな人 - 2002年01月31日(木) 会社を早くあがらせてもらってシネアミューズEASTに、18:45から上映開始の 『バスを待ちながら』というキューバ映画を観に行った。 なんせ、『マトリックス』ぶりの劇場で観る映画だから、各種批評を参考にして慎重 に選んだはずだったのに、なんとなく不完全燃焼。 キューバの温そうな空気、善良そうな人々の熱気、それらはすごく伝わってきて良い けれど、私としてはオチが全てを台無しに・・・って感じだった。 主人公たちが熱い恋に落ちてるのもいいんだけど、伏線ナシに人を好きになれない タイプの私に言わせればなぜそうまで燃えているのかわからないし。 いや、多分いい映画なんだよ。なんだけどさ。 それにしても、瞬間的なパッションを持っているかどうかって大事なことだよね。 婚約者がいながらも大好きな人に真っ直ぐ向かって行くヒロインのことは本当に勇気 があってすごいなと思った。 多分、この映画の主題は全然別のことなんだろうけど、強く印象に残ったのは登場 人物の大好きな人に対する一直線な感じだった。 それと、彗星のように現れた新しい大好きな人といる時に、いわゆるステディが迎え に来てしまう場面の切なさ。 俳優さんが恐ろしく濃い顔だったから感情移入度が低くて堪えられたけど、もしアジ ア系の人が主人公だったらダブって泣いてしまったかもしれないくらい切なかった。 大好きな人がせっかく自分に向かってきてくれても、チャンスを逃してしまうような 意気地なしの私には、キューバっぽい盲目的な熱が足りないのかな。 それは、もう二度と巡ってこない幸運なのかも知れないのに。 ・・・なんてことを思いながらキールロワイヤルを1杯飲んだら散々酔っ払っちゃった。 滅多に酔っ払わないから今まで知らなかったけど、「酔った勢い」っていうのは何も 考えず大好きな人に飛びこむためにほんの少し足りない熱を補うのに有効なのかも 知れない。 世界中でたくさんのお酒が飲まれているのは、私みたいな意気地なしが大好きな人 に向かって行くのに必要な最後のきっかけを与えてもらうためなのかな。 だとしたら、とても納得的・・・と酔ってポワポワの頭で考えた。 大好きな人、大好きな人、大好きな人は誰? ポワポワの頭でも答えははっきり出ているのにね。 -
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