![]() |
還暦祝 - 2001年06月16日(土) ジュンコと13:00上野発のスーパーひたちで水戸へ。 なんと、上野から水戸までノンストップなので、わずか1時間ほどの旅。 おのおのダラダラ寛いで、トッポなんていう子供っぽいものさえ食べていな ければすっかりフルムーン旅行のような趣。 水戸駅でジュンコのご両親と合流し、ジュンコパパの運転で茨城県は大子に ある袋田温泉ホテルまで連れて行っていただく。 今日、私たちは長男夫婦としてジュンコパパの還暦祝&定年お疲れさま会を 滞りなく執り行うためにやってきた。 なので、主役が運転する車にこんな気楽に便乗させてもらってる場合だろう か、と疑問に思いジュンコに「途中で運転交代すれば?」と提案してみたら、 ジュンコが返答する前にご両親が「それは絶対ダメ!」と即否定だったので 笑う。 昔、おねえちゃんの車をぶつけてから、家庭内でのジュンコの運転に関する 信用は地に堕ち、家族全員にトラウマを残しているみたい。従って、黙って 乗せていただいているだけの方が親孝行なのね〜、と割り切って快適なドラ イブを満喫(ってゆーか少し寝てしまった。ダメな嫁)。 渋滞にはまったり迷ったりすることもなく、極めて順調に目的地に到達した (らしい。何せ、寝てたもんで・・・)。 ジュンコのおねえちゃん夫婦&ちびっこたちがやってくるまで少し時間があ るらしいので、通されたお部屋で緑茶を淹れてダラダラ。 温泉に入ればよさそうなもんだけど、ジュンコは「一度も入らずに帰る」と 堂々宣言するほど大浴場が嫌いで、私は入るとそのまま気持ち良くなって寝 てしまいそうなのでひとまずは入らないでおく。 ゴロゴロするのにも飽きてきた頃、ジュンコがヒマつぶしにゲームコーナー に行くと言うのでついていく。 夢中になってシューティングゲームに打ち込む28歳の夫と、真剣に応援す る27歳の妻。アホらしい姿を、ちょうど温泉からあがってみえたジュンコ パパに目撃されてしまい、ちょっと恥ずかしい。 「もうムリ」ってとこまでやって気が済んだらお部屋に帰ってまたダラダラ。 ほどなくおねえさん一家がやってきて、一気ににぎやかに。 5歳と3歳のタクちゃんとシュンちゃんの破壊力はすごい。 わたしたちの部屋のチャイムを鳴らすので、一応「はーい」と言って出て行 くんだけど、そうすると恥ずかしいらしくて一目散に逃げていってしまう。 はいはい、そういうお年頃よね。構われたいんだけど、恥ずかしいっていう かさ。 平日なら余裕でまだ働いている時間から個室に勢揃いし、お祝い晩餐開始。 明るい時間に晩御飯を食べるなんて。 このホテルの支配人が、脱サラ前はジュンコパパの同僚だったとかで、ワイ ンを1本差し入れしてくださっていた。 鮎やひたち牛など、この辺りの名産がバッチリ盛り込まれたおいしいお膳を 囲み、還暦お祝い会開始。 途中からチビッコたちは飽きてきて部屋を駆け回り大騒ぎだったけど、デジ カメを与えて「しっかり撮ってね〜」と言ったら「写真を撮る」という大人っ ぽい行為がお気に召したのか、たいそう真剣にカメラマンをやってくれた。 撮り方を教えたりしているうちにタクちゃんとはすっかり仲良くなれたし、 よかったよかった。 ひととおり食べ終わったところで、本日のヤマ場、祝品贈呈式を執り行なう。 おねえさん一家からはジュンコパパよりリクエストがあったという電気シェー バーを。 わたしたちからは「赤いちゃんちゃんこ」代わりにブルックスのえび茶色の ポロシャツと現金8万円(お約束の末広がり!おめでたい)を。 ま、ボーナスが出るといつもそれぞれの両親に5万円ずつ贈ることにしてい るので、実際はその5万+お祝い3万なんだけど。 贈り物はその場で開封して、それぞれに喜んでくださったようでほっとする。 縁起物だし、色は真っ赤の方が良かったかなぁ、と気になっていたけど「い い色」と言っていただいて、ほんとよかったよ〜。 最後には、まじめにひとつの会社に勤め上げることのすばらしさを感じさせ るジュンコパパのスピーチもあり、とてもいいお祝い会だったと思う。 おねえさん夫婦はちびっこがいるので、ということでお部屋にもどって行った けど、身軽な残りの4人で二次会。 周辺に手ごろなお店もなかったので、ホテル内の居酒屋『無双山』にて。 「不思議な名前〜」と思っていたら、店内にはスモウ・レスラーの写真が飾って あり、無双山関がご当地レスラーなのか、と推す。 『無双山』はメニューがちゃんこだったり、注文すると「ごっつぁんです」 と言われたりすることもなく、いたって普通の居酒屋。 少量のおつまみを頼んで、ジュンコパパ&ジュンコはお酒を、ジュンコママ& 私はウーロン茶を飲む。 仕事について延々話す男性陣の話を、たまにコメントを挟みながら女性陣が きく、という図式。男性陣はふたりとも話を整理するのが上手で、きいてい てもよくわかるので退屈することもなく、22:00くらいまでとりとめな く色々なテーマについて話しつづける。 そのうち、気分よく酔っ払った男性陣が今度は歌いに行くと言い出したので 無双山を後にするも、今カラオケ室は改装中だとかで果せず。 男性陣ガッカリ。 他にすることもないのでとりあえずお部屋帰ると、よっぽど酔っていたのか、 ジュンコは3秒後には眠ってしまった。 カラオケ改装中でむしろよかったんじゃん! 23:30頃、今日はレイカーズとシクサーズの試合以外特に見たいTVも なく、そしてそれは映らないので暇を持て余す。 5分くらい考えて、だったら温泉に入ればいいということに気付いて独りで 入りに行く。 夜遅いからか、先客は1名のみ。 広々としたお風呂がますます広々と感じられ、いい気持ち。 しかも、お湯につかった瞬間に肌がものすごくすべすべの手触りになって、 大感動!温泉の力に舌を巻く。 湯治とかって、あんまり信用してなかったけど、ほんとに効くのかもね。 のーんびり満喫して、浴場を出たところにあるマッサージ機でひとしきり全身 をリラックスさせて、部屋に戻るとジュンコは相変わらずガーガー寝ている。 そういえばジュンコが「温泉といえばゆかたプレイ!(全貌は不明)」と言って はしゃいでいたなぁ、と思い出したので、念のため「ゆかたプレイはいいのー?」 と尋ねてみたら無反応。 こういうとこ口だけなのよねー、とひとりで笑いながら、私も今日は宵っ張り 返上で早々に眠ることにした。 嫁活動全般において知らない間していた緊張がとけたのか、温泉でポカポカ したからか、珍しくあっさりと眠りに落ちた。気持ち良かった。 -
|
![]() |
![]() |