♪この世はでっかい宝島 - 2001年01月18日(木) 大学を卒業してもうすぐ5年。 同じゼミに所属していた仲間たちも色んなところに散らばっている。 上海、高松、兵庫、静岡、群馬。 それに東京にいたとしても、みんな忙しく働いているから、なかなか全員に 会う機会なんてない。 一方、ゼミ仲間の中のひとりは今、配偶者となって毎日一緒にいる。 で、思うことはといえば毎日学生時代の友達(実際、ただの友達だった期間の 方が知り合い歴の中では長いんである)と話ができるというのは、精神衛生上 大変いいなぁ、ということだ。 会って話すだけで、社会に甘えていられた学生時代の空気が流れる。 多少自分に非があることでも、悪くないよといってなぐさめてくれる、 ぬるく優しい空気。 もちろん緊張と厳格さ、厳密さのなかに身を置くことは必要だけど、とんでもなく 落ちこんだ時、何でもいいから甘やかされたい気分の時、逃げ帰る場があるという のはとても気持ちが休まるものだと感じる。 そこで何とかゼミ仲間がいつでも連絡をとりあえるようにすべく、1週間くらい 前からゼミ同期のメーリングリスト加入をよびかけていた。 (単にみんなの近況が知りたかったという興味本位なとこも大きいけど) すぐさま加入してくれた人から、連絡先さえわからなかった人まで、計14人。 その全員の参加が今日完了。 実際、ほんとに全員召集できるとは思ってなかったから結構真剣に感激。 5年あったら、たいていの思いも出来事も風化してしまうものだと思ってた けど、やっぱり誰にでもちゃんととっておきたいものってあるものなんだ。 もう、ドラゴンボールが全部集まったような気持ち。 シェンロン、出てくるでしょ!出てこざるを得ないでしょ!! と思って、そういう内容のメールを出したら、元ゼミ長がねぎらいの言葉を 送ってくれた。しかも最後に「桃白白(タオパイパイ)より」と書いてあった。 そう、私がしたかったのはまさにこういうこと! 下らなくて、青臭くて、気恥ずかしいけど、大切な感覚。 いつまでもきらきらと楽しかった頃を、とても大事に思い出した一日になった。 -
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