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2005年05月27日(金) サンドイッチ

 ああシンプルなサンドイッチが食べたい。これは最近、何人かの人にきいてみたら100パーセントの確率で同意を得た事実である。

 コンビニでもサンドイッチ専門店でも外食でも、最後の砦だった新幹線の車内販売でも、みな同じようなサンドイッチを売るようになった。原因はたぶん業務用食材の普及と画一化なのだろう。サンドイッチにしては厚めのパンに、いろいろなフライものやらコロッケやらツナやらゆで玉子やらがこれでもかとはさんであって、マヨネーズの味しかしないようなサンドイッチ。思うに、あれはアメリカンスタイルのサンドイッチの具を、イギリススタイルのパンにはさんでいるから妙なのではないか。トランプしながら食べるにはちと食べにくいと思う。ジョン・モンターギュ・サンドイッチ伯爵が泣いているぞ。

 シンプルな、普通のサンドイッチが食べたいのだ。が、どこにも売っていないのだ。ちなみに私の「普通のサンドイッチ」の定義は

・マヨネーズではなく芥子バター
・パンは12枚切り
・具は
  キュウリ
  ハム
  チーズ
・あくまでも単品ではさむ
・レタスなどは入れない 

・切り方は三角ではなく

もしくは

が基本だが


これも好き

・付け合わせはクレソンとピクルス
・軽く塩を振って食べる

 こんなところだ。自分で作ればいいのだが、12枚切りのパンを買うと当然ながら12枚もあるのだ。6組もできてしまうのだ。3つに切ったとしたら18切れだ。いくらなんでもサンドイッチ18切れはねえ。サンドイッチ茶会でも開催しようかしら。


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