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2005年05月19日(木) ライオン

 渋谷マークシティの「銀座ライオン」でビール。ここのライオンは、食べ物のメニューがなんだか独特だった。

 まず目に留まったのが「豆腐ようのガーリックトースト添え」。添えてあるということは、もしかして塗って食べろということなのかなあ? どうなっているのか知りたいというだけの理由で注文する。うん、塗って食べろってことだった。だってバターナイフがついてきたもの。豆腐ようをバターナイフで掬うのは初めての経験だ。そのサイズや形態と用いる道具の関係からして、笑う牛のベルキューブチーズやKIRIのクリームチーズなんかを食べようとしているのかと錯覚する。が、食べてみると「豆腐ようとガーリックトーストの味」である。合わないことはない。ことはないのだが、ええと、これは別々に食べた方がいいような気が。

 あとは鰊のマリネがどうも「しめ鯖」に見えてしまうとか、フィッシュ&チップスのフィッシュフライがいわゆる「白身魚のフライ」で白飯が欲しくなったりとか。あれはきっとメルルーサに違いない。フィレオフィッシュの味。もしくはほっかほか亭ののり弁に載ってるやつ。

 こういう「老舗のセカンドブランド店」って面白いなあ。普通の居酒屋で出てきたら何とも思わないのだろうけれど、ライオンなのに豆腐よう、ライオンなのにしめ鯖と思うと楽しくてしょうがない。あ、そういえばそろそろ松坂屋の屋上にライオンのビヤガーデンがオープンする季節だ。今年はジンギスカンがっつり行きたいもんだ。


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