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2004年05月22日(土) でもてるてる坊主ってよく見ると怖いよね

 「気象予報士」だと何となく科学的な感じがするのに、「天気予報士」だと怪しい妖術使いみたいな印象を受けるのは何故。ちなみに「天気予報官」だと往年の共産圏SFに登場する職業のようだ。

 それはともかく、天気予報ってこんなに当たらないものだったかなあ。今思えばひまわりは優秀な奴だった。そういえば昔見た自主制作のパロディ映画で、画面にアナウンサーが現れて

「ではここでひまわりの映像を見てみましょう」→こんなの
「た、たいへん失礼いたしました、気象衛星ひまわりの映像をご覧下さい」→こんなの

というネタがあって脱力した憶えがある。あの映画は何だったんだろう。

 この一週間、週間予報を見て一喜一憂なのだ。雨かよおいー、あ、晴れになってる。う、曇りだけど気温はけっこう高くなるのか。いや曇りで気温も低そうだぞ。これは全て明日23日の予報をチェックした感想だ。昨日から今日にかけては、予報が更新される度にいやーな予感が強まっていくのだった。

 そう、明日は年に一度のブルースカーニバル。15年くらい続けて見ている、日比谷野音の初夏の風物詩だ。15年を振り返ってみると、どしゃ降りで途中退散したのが一度あったくらいで、おおむねお天気には恵まれていたような気がする。ブルースカーニバル以外の野音だと、PANTAのライブで豪雨ってのを経験したけど、私も若かったから根性で最後まで見たけどねえ。だいたいベッタベタの泥臭いブルースで、会場は年齢層も高くてだるーい雰囲気、みんな座ってだらだらビールを飲んでいる、という状況で雨にも負けず見続けるような気力は湧いてこないぞ。

 考えてみるとここ何年か、出演予定者が急死したり途中からどしゃ降りになったりメインアクターが入国拒否されたりで、予定通り平和にいい天気で終わった、てのが少ないことに気がついた。もう晴れなくてもいいから、雨だけは勘弁してほしいもんだなあ。


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