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2004年02月19日(木) |
ちょいと、こんちは。 |
衛星放送で小津安二郎特集をやっていたけど、うちは地上波のみなので指をくわえて見ていたのだ。いや見られなかったんだけど。
年末に帰省した時に「お早よう」を観て、この間は同僚が録画したテープを借りて「麦秋」を観た。ストーリーは、まあ小津映画の様式美だから今さら語ることもないけど、喋り言葉がおもしろいなあと思って。
50年くらい前の東京って、みんなこんなに早口だったんだろうか。よく喋るし。ほんとに子供が「〜だい」とか「ちがわい」とか言ってたんだろうか。というようなことを友人宅で論じていたところ、友人は小津映画では「ちょいと」っていう言葉がツボだったそうだ。うん、「ちょいと」って言いながらよく人が訪ねてくるなあ。私は「こんちは」が気になった。すごく早口で、「こんちゃ」に近い発音。やっぱり挨拶の言葉がかなり変化してるのかなあ。
そういえば東京に引っ越してきた時、周りの人の言葉を聞いてドラマみたいだと思った。子供まで東京弁だと感動した。「おっこちる」がツボだった。
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