Diary?
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そのロマノフ王朝展の帰りに、上野から湯島まで散歩してみた。
ずっと気になっていて一度は行ってみようと思っていたお蕎麦屋さんが湯島にあって、午後の中途半端な時間だったので中休みかもしれないけど、まあ散歩がてら場所の確認だけでも、と思って。
お蕎麦屋さんはやっぱり中休みで閉まっていた。しかし別の意味でおもしろい散歩でした。
湯島という町については、湯島天神がある、っていうくらいしか知らなかった。だからイメージとしては古い門前町、下町。 たしかに湯島天神のまわりはそんな感じだった。が、お蕎麦屋さんの方向に向かって歩きはじめた途端、町の様相は一変。ラブホテル林立地帯であった。知らなかった…
しかも道玄坂あたりの一種あっけらかんとした明るさは無く、大人のどろどろとした暗い情熱が渦巻くような、淫微な感じで。そこを真っ昼間に一人でてくてくと歩いていると、私は一体何をやっているのだと頭を抱えてしまうのだった。
実際、そんな時間でもホテルに入って行く人、出てくる人をちらほら見かけたが、例外なく年配のカップルで、どう見ても怪しい関係。見て見ぬ振りをしたり、歩幅を調節して追い付かないようにしたり、なんか気を使って疲れた。
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