売春婦の日常たるもの、こうでなくては。 |
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2003年07月19日(土) 『 もう二度と・・・ 』 |
7/19 深夜 「彼」の手が飛んできたのは、「キョウミ」という言葉を 私の口が発したあと。 (割り切りの関係を築けない自分が居た) 数時間前に『この部屋は通常なら一泊\68,000だけど、 オレはココの株主だから特別に三泊\55,000になったんだ』と 「彼」が言っていたのを思い出していた。 この部屋は、2人にとって広すぎるのかもしれない。OFF会のために用意された部屋。 広い。 前回の日記では書いていなかったが、私はもうヒトコト二言・感情に任せて 「彼」に言い放ってしまった言葉がある。否、2人の会話だった。 今思い返すと、とても挑発的な自分の面が見えて 恥ずかしく思い、反省している。 「愛情なんて要らない」「はっきり言って、迷惑なんですけど?」 「私も、イラナイ。」「命も………」 「本トに要らない?……迷惑だったの?」 「そうか、…オレは要らなかったのか…」 「帰ってから死ぬから。 迷惑は掛けられへんし。」 なきじゃくりながら言い放つ。 ・・・ 2人、沈黙したまま。 「彼」は、肩を落として、泣きそうだった。 過去に、殴られたことは、何度もある。 でも。バットで殴られた時も、乱暴された時も、多少の痣が残る程度だったので 今回、「彼」に殴られて人生で初めて口を切り血が流れたことで、 一度、手を挙げられたからといって、感情的になったとしても、 「彼」が私を愛してくれていることに変わりはないのに。 なんて酷い仕打ちをしてしまったのだろう。 バスルームから 殴り書きをしたメモ帳とペンを持って、ようやく出てきたローブ姿の私は、 格子越しに見えるソファに座って煙草を吸いながら なにやら考え込んでいる様子の「彼」を、横目で激しい勢いで鋭く睨みつけ、 独り、ベッドに横になって、無意識の状態になった。 7/19 朝 私の眼の覚めたときには、部屋中に、朝陽が射し込んでいた。 むっくり起き上がり、「彼」の姿を探す。 「彼」は、まだ、夜と同じように脚を組んで、ソファに座っている。 ノートPCの画面には、goo辞書の「愛」についての部分のウィンドウが開かれてある。 《もしや、一睡もしていないのでは?どうしたのだろう…》←案の定、寝ぼけている私 おやようのヒトコトもなしに、私は、「彼」にこう言った。 「もう一度、…殴って。」「殴り飛ばして」 「なんで?できるわけじないじゃん」 「どうして? 今日は wさん(「彼」のHN)の言ったとおり、私が大阪に帰る日だよね?」 ・ ・ ・ 「やっぱりオレ、○○(私の名前)を失いたくない。 逆上したのは悪かった。○○の重荷にならないように、オレなりに愛していくよ。 オレが、【愛す】っていう言葉を言うのが、○○のプレッシャーなのかな…」 「彼」のことを許せる自分が居る、お互い、ローブのまま抱き締めあいながら(抱きしめられながら) 愛情を重ねあった。 その時、私は 思った。 《彼があたしを愛してくれていることは真実だし、今日の午前一時ごろからの・あの約40分間で ああいうふうな行動・言動をとってしまったのも、上手く言えないけれど、 あたしの本望であった。 彼は、口先では、「オレはそんなにやわぢゃない」とか「そんな事で傷つかないよ」なんて言っていても、 あたしは表情で判るんだ。 ツライ・苦しい・悔しいって気持ち。 あたしが彼の近くに存在する・その現実が在って。本当は、ズルイ考えしかモタナイ自分が許せなかっただけ 奇麗事言ってんじゃねーよ!バカ。 と言われるかも知れないけれど、正直、彼があたしの傍に居るのが嫌で、厭で。“愛される”ことが、とても怖くて。 狂ってしまったあたしが、彼に、性感染症だけでなく、狂気をも感染させてしまったら、どうすればいい?》 なんて考えている。 2人とも、何も、何も、言わなかった。……そうして、また「失いたくない…」と「彼」は私の耳元に囁く。 <愛>を考える。<愛>を思う。<愛>を感じる。 今までの私には、無かった感情が芽生えていくのを抱擁するかのように。 優しい柔らかな感情が、私を包む。 「彼」の「失いたくないよぅ…」のヒトコトには、 ツラサ・悲しさ・寂しさから形成せさせられるモノであるように思えた。 私の身体を、強く、ぎゅッと抱きしめる気も判る。 自分が、相手をどんなにか深く愛していることを伝えられない苛立ち、少年のように・モドカシイ気持ち。 それを抱えながら、そうして、「彼」はベッドの上で、私を、強く抱きしめる。 ____TO BE CONTINUED 。 |
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