アクセス解析 売春婦の日常たるもの、こうでなくては。


売春婦の日常たるもの、こうでなくては。
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2003年05月31日(土)
 『 *自殺未遂*売春婦で無くなる自分を、悲しみ愛おしむ気持ち。 』



 私は、今日から売春婦で無くなる。
新しい日記の題名が思いつかない。成人向けで何を書いていこうかと迷う。


携帯も潰します。これは私を壊してしまうのです。
出会い系に出入りしすぎて、誘いのメィルが山のように入る。
気分が悪いのです。自分が愛着も何もワカナイ人からメィルが来るのは。


そもそも、売春を始めた私は、
葬式代を稼ぐため、一番の理由は自分の寂しさを満たすため、
毎日数十通にも及ぶ出会い系のメールと、私を愛した男達からのメール。
私のやってきたことは自業自得である。
しかしながら
日に日に人への愛情が失せていく自分の心に気が付く。
殺してしまわなければならない。
私は毎日、そう思うようになった。

※自殺未遂の経過報告。
>>詳しくは林檎deaR;という日記に書いて在ります。


自分自身を殺し、自分自身に関わった身体の関係の人を消すということ。
出会い系で出会った人、私を愛してくれた先生を。


私にはもう、薬しかなかった。

薬しか、残されていなかった。



 16日、奥さんへ先生は元気ですかと
メールを送る。正体はもう判っているのに、
 僕は米田裕紀だ、と嘘を吐かれ、
嘘を吐かないでくれと返信すると、挙句の果てには
「産大(産業大学)まで来る気か!ふざけんな!」というメールが返って来た事。

 先生は、私の事を愛してくれている。
そう確信にも似た想いがあったからこそ、今から薬を飲んで死にます
と、私は先生にメールを送るができたのだろう。
先生にだけは、伝えたかった。
先生にだけ、助けを求めたかった。

私の期待通り、先生は、電話を掛けてきた。

母は、先生に電話し、奥さんの携帯番号を聞いた。
先生は奥さんの携帯番号うろ覚えのようだった。



   それからは長くなってしまうので、いえません。


何か、
大人の汚さには許せないものがあると確信した。
そうして、人間は感化されやすい・環境に左右される生き物なのだと。



出会い系で出会った人には、次の携帯番号もメールアドレスも一切教えないつもりだ。

 探偵さんには
彼が傷つくから、お金のことは言わないできた。
今もそう。
お金の事を言ってはいけない。でも、私はお金が欲しくて彼に近付いた。
目的はお金そのもの。
それが恋に変わることなど、最初から在り得なかった。
でも、いくら愛情を注いでいるように尽くしても、10万円という
探偵さん自身から見た私の一ヶ月の値段は、変わらなかった。
私は、それに、堪えることが出来なくなっていた。

言葉には出さない、顔にも出さない、それでは探偵さんも判らなかっただろう。
私の本音など。


私は今日、4年持ち続けてきた自分の携帯を壊し、
ドコモへ解約手続きに行った。

しかしながら、生まれ変わっても、私には、
今まで生きてきた自分を、否定することは出来ない。

何千回もリストカットをしてきた自分と、
自分の方へ振り向いてもらうためなら・男を簡単にそそのかす自分と、
世界を壊そうとさえした自分と。

先生と身体を重ねたことも、
先生が純粋すぎて優しすぎて
自分の近くにいる奥さんのことを見放せなかったことも。

過去を一切・捨てて、これからを生きるなど無理なことだ。


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