やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2004年02月21日(土) 全部、まあるく繋がっている。



なんだか、暖かい日が続きますねぇ。今日もコートが暑く感じるほどのぽかぽか陽気。

■そんな土曜日、仕事は3時間ほどで終らせて、青山円形劇場へ。
北九州の劇団・飛ぶ劇場の『生態系カズクン』と『カズクン、旅に出る』の2本立てを観てきました。
『ジ・エンド・オブ・エイジア』を観て以来、ずっとタイミングを逃して、3年ぶり。久々です。

カズクンは、食欲の赴くままに生きる猫似(猫に非ず)。
1本目は人間たちの生きること、死ぬことの物語。2本目はカズクンの生きること、死ぬことの物語。
そして、双方が一つの生態系の中にいることの再認識。
もうすぐ自然な死が訪れる老齢なのに、食欲も恋愛も現役で「死にたくなーい」と鳴くカズクンと、
昨日死んだばかりのおばあちゃんの魂が呟く「私は本当に死んでしまったのかねぇ?」。
死は特別なことじゃなくて、でも一人一人、一匹一匹にとっては特別な旅であるということ。
2本目の前半がちょっと粗い感じだったけれど、ラストはジンときました。
カズクン役の つかのみきさんが男前に可愛らしくて、とても良いです。
おばあちゃんの魂が憑依する寺田剛史さんが上手い。木村健二さんは、ちょっと二宮くんの香り。かも。
客席は演劇関係者っぽい人が多くて、席にも余裕が。まだまだ東京での知名度は低いんでしょうかねぇ。


■芝居の合間に青山ブックセンターで、Cut購入。
女優さん特集で中谷美紀譲も『ホテル ビーナス』について語っているのだけれど、
素肌にディオール オムのジャケットを羽織って、焦点の合わない目でこっちを見ているクサナギツヨシの
インタビューも4ページ。胸元の虫刺されの跡(と、以前言い訳してた)が気になります。
一番エクスタシーを感じるのは、作品を褒められた時なんですってよ。ふーん。
でも、歌っていて、テレビの向こう側に伝わった!と思う瞬間があるというお話はちょっと嬉しいです。
こっちが受け取った!と思ってるのも、全部が全部、幻想ではないのかもしれないぞ。なんてね。

今、『自分の仕事をつくる(西村佳哲 )』という本を読んでいて (学生さんみたいだなー)
『サイゾー』発行人の小林氏のくだりにさしかかったところなのですが、
そのサイゾー、最新号に"危ないSMAP研究"特集ページ。
SMAP特集したから売れるわけじゃないとか、本人たちのインタビューがとれてないから売れないんだとか、
さんざんエクスキューズを繰り返してるのが、なんだか可笑しいというか、可愛いというか、往生際が悪いというか。
けっこう文字数が多かったので買ってしまいましたが、さほど目新しい内容はありません。
んー、なんだかねぇ、読んでいて、ゆうべの飲み会での会話を思い出してしまいましたよ。
面子は、私がSMAPとクサナギツヨシを普通に好きだ (スマスマとドラマ位は見てます程度)と思ってる人たちで、
話の接ぎ穂に、最近はクサナギくんが一番勢いがあるねーとか何とかって話題になって、
私が適当に受け流していると、今度は今の5人の人気順ってどうなの?てな話になって、
私のテンションはぐんぐん下がってしまうわけですよ。
クサナギさんのことを褒めてくれたとしても、こういう切り口の話や記事はどうも好きになれません。
いやいや、普通はそんな深く考えずに話すようなことだろうし、つまり、それは、私がファンだから、
しかも、むかしむかしの状況が、いまだに小さく胸に引っ掛かっているからなんでしょねぇ。

そうだ、遅くなってしまったけれど、森くんお誕生日おめでとうございました。
活躍してるみたいで何よりです。


■あうー、夕食でトム・ヤム・クンを飲み過ぎたせいか、お腹の調子が悪いです。
トム・ヤム・クンって、永遠の怖いもの飲みたさメニューだな。





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