やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2003年12月04日(木) こんなうんどーしーなくても。


2冊続けて読んだ加納朋子。『螺旋階段のアリス』と『レインレイン・ボウ』。
前者は苦手。後者は好み。
やっぱり加納さんは"一見"平凡な女性の気持ちを描くのが、とても上手い。
それは、つまり、逆に言えば、"一見"非凡な女性を描こうとすると、
夢見る男性が書いたドリーム小説みたいになってしまう…って、辛口過ぎますか?
とにかく、『レイン〜』は"一見"平凡な、でも、個々に見れば生き方も喜びも悩みも千差万別な、
それでも、微かに、あるいは強く繋がっている女性たちのお話。
そして、最終章を読むまで『月曜日の水玉模様』と繋がっていることに気が付かなかった鈍な私。むー。

会社帰りに本屋に寄って次に読む本を探していたのだけれど、買ったのは雑誌3冊なのでした。
表紙のキャラメルコーンがあまりにもキュートで、ついつい連れて帰りたくなってしまったspoonと、
パンが美味しそうなku:nelと、2003広告ベストテンが特集の広告批評
新聞広告の10位に『MIJ』の見開き広告がランクインしていて、審査員雑評で高橋源一郎さんが、
『唯一にして最大の問題は、ファン以外にはなにも通じない。読まないし。
  SMAPということしかわからないことだね。』と仰っているのだけれど、
ちっちっちっ、それはちょっと違うと思うよ、源一郎さん。
少なくとも私は、このビジュアルからメッセージは受け取れなかった、というか、受け取りたくなかったもんな。
むしろ、SMAPだということだけを意味する、それ以上意味のない記号としてのビジュアルであったらなら、
もっと好きになれたかもしれない…って、こんなとこで、なーに難クセつけてんだか。
あ、あとねー、『SMAPって、韓国語とか英語を勉強したり、メッセージを出したりして、
社会的存在になりたがってますね(しりあがり寿)』、『なりたがり過ぎなんですよ(しまおまほ)』に、
そっかー、歯止めがきかねぇ(by木村くん)韓国ラブな人も、遠くから見ればそんな風に見えるのかー、
と、お勉強になりました。

いや、もちろん、近くで (キモチ的に、っすよ) 見てると、見えないものも多々あるだろうとは思うのだけれど。
たとえば、ゆうべ、私には少なからずオオゴトだったクサナギツヨシの髪も、
一晩経って見回せば、世間様、いや、他のメンバー一押しの人、
いや、クサナギファンの中でも人によっては、「あれ、もしかして、ちょっと切った?」程度のことであったらしい
…ということに気付いたり、とか。そんなものなのよねぇ、きっと。

さて、明日はまた忘年会です。翌日の土曜は仕事です。
ふぁいてぃん!です。





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