やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2003年10月18日(土) シンメトリー+アシンメトリー


はるばる来たぜ、土曜日。今週も疲れたのう。

先週は気になって仕方がなかったムキムキくんが、今週はさほど気にならず。
長袖トレーナーやニットのせいなのか、単に私の目が慣らされてしまったのか。ふむ。

「ぷっ」すま・OLスカウトクッキングのスカウト条件は、アイドル・クサナギツヨシの苦手そうな"カップサイズ"で、
もしも剛のダイアリーが続いていたのなら、
例の如く「一応SMAPだから、リアクションに困るのよ〜」とか何とかボヤいていたことでしょう。
クサナギさんがモノマネらしきものをしていたのは目に入ったものの、他のことをやりながら流し見していたので、
一体誰の真似だったのかは分からずじまい。ごめんよ、オヤビン。
前回の様な大噴射もなく、この企画にしては淡々と進行していたような気はするけれど、
生きたまま油の中に放り込まれた小魚の気持ちになってみたり、
ゲストチームにちゃっかり自分達の分も食べさせてみたり、
クサナギさんがその胸の中に天使と悪魔を飼っているということは良く分かりました(何をいまさら)。
とりあえず、「入院したい入院したいばっかり言ってる」ユースケさん (働き過ぎでしょー)が、
胸の谷間で少しでも癒されたことを祈るばかり。

久しぶりのどっちの料理ショー。あまりに久しぶりで、今が一体何月何日なのか、感覚が狂ってしまうわ。
っていうか、最近、もう11月のような錯覚を起こすことがあって、あ、違った、まだ10月中旬じゃん、ってことがしばしば。
思うに、これって防衛本能の一種なんじゃないかしらん。あまりに月日が早く過ぎていくので、
最初から自分の中で錯覚を起こしておいて、あ、まだまだ日にちがあった…とホッとしてみるっていうね。
や、ほんと、そうでも思わないと仕事の山を突き崩すチカラが出ないっちゅーか。
…ってのは単なる私のグチでして、えーと、ネギ味噌ラーメン vs. 塩バターラーメンですね。
抑え目にブローした茶髪がちょっと女の子っぽいクサナギさんは、
左顔よりも右顔の方が前髪が目元にかかってイイ感じ。
塩バターラーメンを食べる右横顔のアップもイイ感じ。口元万歳。

今日はこれから2〜3時間仕事して、久しぶりの芝居見物です。
かなり前の方の席なんだから、寝ちゃったら大失礼だわ。だいじょぶか?

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で、寝ませんでした。世田谷パブリックシアターで二兎社の『萩家の三姉妹』。今回が初見です。
チェーホフの『三人姉妹』を下敷きにしてフェニミズムをテーマにもってきた脚本は、
15分の休憩を挟んで3時間の長丁場を全く飽きさせないし、達者な役者陣も素晴らしい。
いくつになっても「役割」に自分を当てはめようとしたり、
当てはめられなかったり、当てはめられることに抵抗したり、
真剣に迷って真剣に悩むほど、その姿は他人から見ると滑稽だったり。

でも、私にとってグッと来るものはなかったのは、なんでだろう。
たぶん、幕切れの"今の時代、女にも、否、女ゆえに選択肢がたくさん提示されていて、
どれか一つを選び取ることは非常に勇気が必要なことなのだ"って空気がね、
ピンと来ると同時にピンと来なかったからなんだろな。
だって、それについては、ハタチを過ぎた頃に未熟ながらも物凄く考えたし、
どんなにバカやって遊んでたって、ちゃらんぽらんに過ごしてたって、
今までずっと10枚のベッドマットの下の石ころの様に消えることはなかったし。
たぶん、これから、どんな生き方を選んだって、どんなに幸せに生きたって、
一生消えることはないと思うのよ(そういう意味ではフェミニズムって罪つくり)。
だから、なんだか、えぇ、まぁ、そうですよね、はい、って感じで終わってしまったのよねぇ。
ふむ。

それとも、私が既にこの問題について考えるのが面倒くさくなっちゃって、放棄してしまったってことなのかしら。
ふむ。
でも、そんなに都合の良い選択なんて、そうそう無いと思うのよ。
って、それは私の私自身へのエクスキューズなのかしらん。

余談ですが、くされフェミニスト学者役の片岡弘貴さんをどこか他の芝居で観たことがあるような気がして、
なんだっけなぁ…とずーっと考えていたら、取引先の課長さんに似ていたのでした。
今度会った時、女装姿を思い出して笑ってしまったら、どうしてくれよう。

さて、会社から劇場へ行く途中で、ANA世界割ゲットプラスのパンフ入手。
シャンゼリゼでフランスパンを手に万歳の図は若干おじいちゃん顔で、
どちらかと云えば、ボタンをプッシュしてるちっちゃいクサナギさんの方が好き。O脚っぽい立ち方が可愛いのね。
それにしても、100頁以上もある立派な冊子を表紙1枚だけのために頂戴するのは、
なんだか申し訳ないのだわ(迷わず頂戴したけども)。

で、この人が年末のドラマで秀吉ですって?

…だめだ、どうも最近、クサナギさんの新しい仕事のニュースを耳にすると思考がフリーズしてしまう。
確かに時代劇は熱望してました、ずいぶん前から。なんたって、密かに大河を期待してたくらいだし。
なのに、フリーズ。明日ゆっくり考えよう。





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