チョナン・カン スペシャル 再会編。 韓国の、特に韓国映画について語る時のチョナンシはいつも瞳をキラキラさせていたけれど、 赤い風呂敷包みを抱えてハン・ソッキュシのもとへ向うチョナンシの目は、トロトロにとろけているのでした。
「ハン・ソッキュシは栗がお好きだと聞いたので」と開いた包みの中身が、 何のヒネリもなく茹でた栗そのものなのが、なんだか、とてもいじらしい (でも、きっと高級な栗なんだろうなぁ)。 そして、その栗を一緒に食べながらお喋りする2人が、とってもほのぼのしていて、 画面を見ている私は置いてけぼりの気分 (ヤキモチなの?)。 それから、チョンマルブックと、CDと、2人で撮った写真を写真立てに入れてプレゼント。 写真はなんと2枚組ですぜ、オヤビン。しかも、自分の部屋に飾ってるのとお揃いですぜ。 ハン・ソッキュシからはサイン入りの日本語版映画パンフとサングラスを2個。
トロトロのチョナンシは、なんでしょうねぇ、くすくす笑う声までトロけている感じで、 そして、ハン・ソッキュシから3日前の腰の手術の話を聞いている顔は本当に心配そうで、 手をとって手相を見てもらってる横顔は可憐な乙女なのでした。 東京に行った時に紹介する場所を訊かれたら「やっぱり僕のウチ」だの、 肩を抱かれて取材写真を撮られながら「照れるな」だの、「後で写真ください」だの、 ハンシに「ニッコリして」と言われて更に照れ笑いしてみたり、 「ただのさ、ファンみたいになっちゃうんだよね」って、まったくその通りであきれてしまうのだけれど、 写真用に「久しぶりだね」と交わす握手に「演技してる、一緒に!嬉しい」と喜んでるチョナンシを見たら、 ヒネクレ者の私でさえも、良かったね、ホントに良かったねぇ、チョナンシぃ、と素直に涙腺が緩んでしまいますよ。
御礼のお手紙も素敵でした。ハングルの響きと日本語の響きと、手書きのハングル文字。 「おいしいものを僕がご馳走します」「いつか僕の家に遊びに来てください」と書きながら、 「また素晴らしい演技を僕ら観客に見せてください」なのが、 やっぱり、スタンスはファンなんだな、憧れの人なんだなって感じですね。 そんなチョナンシがなんだか好きだし、彼にそう思わせるハン・ソッキュシは大きな人なんだろうな、と思うのでした。
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