『チョナン・カン』第35回。 うーん、はっきり言って、ちょっと消化不良です。 フェイクっぽい、でも「韓国でスターになる」って目標はリアルっていう、 虚実の絶妙なバランスがこの番組の魅力だと思ってたんだけどなぁ。 韓国へ渡って、彼女の実家へ結婚の申し込みに行くっていう設定は、 家族のみなさんの「いかにもお芝居」って感じに興ざめしつつも、 まぁ、これはこれで良いのかな、と思えなくもない。 日韓関係の複雑さをチョナンが身をもって体験する、っていうストーリーなわけだから。 でも韓国でお世話になった人々が「この2人、結婚するんですよ」って聞いて、 「へぇ〜。でも、上手く行くのかなぁ」なんて語るのは、ちょっと、どうよ? なんだか、今までの韓国の日々が「虚実」じゃなくて、「虚」だけのような気がしてしまうんだよな。 …と愚痴ってみたものの、彼女のお兄さんから煙草に火を点けて貰うチョナン氏の、 その大人っぽい美しさに胸を打ち抜かれて、全てを許す私なのでございました。とほほ。
さて、今夜はもう一つ、とほほな出来事がございました。 いえね、必然と言えば必然だったのかもしれないのですが。
今夜、本屋へクラフト・エヴィング商會の新刊を見に行ったら、 他にも欲しいハードカバーを見つけちゃったんだけど、ちょっと荷物を増やしたくなくて。 その時、私の脳裏に浮かんだのは、 "あ、この2冊に3,800円足せば、bk1の送料が無料になるなぁ"だったのだ (送料無料のamazonも良いのだけれど、まとめ買いの時は、 7,000円以上なら送料無料になって、レスポンスも早いbk1を愛用しておりますの)。 で、この「3,800円」が何を意味するかと言えば、はい、2冊目の『Snap』=保存用でして。 だって、気ぃ使うんだもん、変な折り目つけないようにしなくちゃ、とかさ。
で、その場では、だめだめっ、ただでさえハードカバー2冊も買おうとしてる上に、 来週から怒涛の"SMAP in テレビ誌年末特集号"の日々が始まるんだからっ、 くだんの2冊は日曜にでも買いに行きましょうってば… と、思い留まったのですが。 ついさっきですよ。 『チョナン・カン』を見た後に、なんとなーく『Snap』に手を伸ばして、 ぱらぱらっと、めくっただけだけなんですよ。ほんとに。 なのに、おもむろに剥れるではないですか。 シャンパンでべしょべしょになったクサナギさんが、せーの!って力を溜めてる頁の根元が、 ぺりぺりぺりっ…なんちゅぅ、可愛らしい音を立てながら。
えぇ、もう、そのまま無言でbk1にアクセスいたしました。
さぁ、これで何の憂いも無く、Snapな毎日を過ごさせていただきますことよ。 朝な夕なに、思う存分、眺めまくってやるわ! もっと剥れてきたら、バラバラにして壁にでも何でも貼りまくってやるわ! 覚悟なさいませ!(誰が?)
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