やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2001年10月27日(土) 秋深し。


すっかり陽の落ちるのが早くなりましたね。
17時過ぎに家を出たら、あっという間に暗くなっちゃって。

「読書もできるね!」と、クサナギさん(@「ぷっ」すま・秋企画)は仰っていたけれど、
最近、通勤電車=爆睡時間になってるせいで、読書がとんと進まない。
考えてみたら、『須賀敦子のヴェネチア』と『日本・日本語・日本人』の2冊を読むのに、
3週間位かかってるんだわ。おっそー。
『日本〜』は大野晋・森本哲郎・鈴木孝夫の御三方の対談と論説で構成されていて、
ま、ちょっと偏屈なおじちゃん達って気がしないでもないけれど、
日本の語学教育の矛盾点についての指摘には、共感しますわ。
言語は世につれて変っていくものだけど、それだってキチンとした母国語の基本があってこそよね。
や、自分をカンペキに棚にあげて言っておりますけど(笑)。

で、久々に小説を読みました。『月曜日の水玉模様』(加納朋子・著)。
この作家さんの作品は、一見優しく可愛らしいかと思いきや、
なんていうんだろ、根底に“善なる毒”の様なものが流れていて、一筋縄じゃいかない感じ。
ブックレビュー的に書けば「20代のOLが日常の中で出会う謎を解く連作集」ってなっちゃうんだけど、
謎解きよりも、会社勤めする女性の心情の描き方がナチュラルなのが良いなぁ、と。
OLさんをヒロインにした小説って多いけど、やたら情緒不安定になってみたり、快楽に走っちゃったり、
ピンとくるものって少ないんだよね(ま、「OL」って呼び方自体、あんまりピンとこないんだけど)。

さて、こちらも久々に紅いほっぺのチョナン氏登場の『チョナン・カン』第28回。
ふむ、やっぱりこの格好だと、動きもチョナンテイストで可愛いぞ。
B.G.Mも動きに合わせてポーズが入ったりして、すんごい細かいとこに凝るわねぇ。
前回対談した安さん一家のお宅訪問は、ほのぼのムードで、
チョナン氏の「何かとても清々しい気分になったよ」っていう独白がとってもよく分かる感じ。
お土産のチョナン特製キムチの不評は残念でしたけど、頑張って上達してね。
いつか、たっちゃん漬けみたいにサイドビジネスに出来るかもよ。
…いや、ちょっとヤダな、それは(笑)。





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