すっかり陽の落ちるのが早くなりましたね。 17時過ぎに家を出たら、あっという間に暗くなっちゃって。
「読書もできるね!」と、クサナギさん(@「ぷっ」すま・秋企画)は仰っていたけれど、 最近、通勤電車=爆睡時間になってるせいで、読書がとんと進まない。 考えてみたら、『須賀敦子のヴェネチア』と『日本・日本語・日本人』の2冊を読むのに、 3週間位かかってるんだわ。おっそー。 『日本〜』は大野晋・森本哲郎・鈴木孝夫の御三方の対談と論説で構成されていて、 ま、ちょっと偏屈なおじちゃん達って気がしないでもないけれど、 日本の語学教育の矛盾点についての指摘には、共感しますわ。 言語は世につれて変っていくものだけど、それだってキチンとした母国語の基本があってこそよね。 や、自分をカンペキに棚にあげて言っておりますけど(笑)。
で、久々に小説を読みました。『月曜日の水玉模様』(加納朋子・著)。 この作家さんの作品は、一見優しく可愛らしいかと思いきや、 なんていうんだろ、根底に“善なる毒”の様なものが流れていて、一筋縄じゃいかない感じ。 ブックレビュー的に書けば「20代のOLが日常の中で出会う謎を解く連作集」ってなっちゃうんだけど、 謎解きよりも、会社勤めする女性の心情の描き方がナチュラルなのが良いなぁ、と。 OLさんをヒロインにした小説って多いけど、やたら情緒不安定になってみたり、快楽に走っちゃったり、 ピンとくるものって少ないんだよね(ま、「OL」って呼び方自体、あんまりピンとこないんだけど)。
さて、こちらも久々に紅いほっぺのチョナン氏登場の『チョナン・カン』第28回。 ふむ、やっぱりこの格好だと、動きもチョナンテイストで可愛いぞ。 B.G.Mも動きに合わせてポーズが入ったりして、すんごい細かいとこに凝るわねぇ。 前回対談した安さん一家のお宅訪問は、ほのぼのムードで、 チョナン氏の「何かとても清々しい気分になったよ」っていう独白がとってもよく分かる感じ。 お土産のチョナン特製キムチの不評は残念でしたけど、頑張って上達してね。 いつか、たっちゃん漬けみたいにサイドビジネスに出来るかもよ。 …いや、ちょっとヤダな、それは(笑)。
|