やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2000年09月09日(土) 泣きながら寿司を食らう


ル・テアトル銀座へ、『玉三郎 舞踏と三曲』を鑑賞に。
一幕目が武原はんの「雪」。
いつもながら、この世の者とは思えぬ美しさ。
加えて、もどかしいほどの緩い動きの中に すぅっと一本通る筋が崇高。
でも、ニ幕目は寝てしまった^^;
三曲の演奏は眠気を誘いますってば。
最後の「藤娘」は、言う事なしですね。
これぞ玉三郎!

夜は『フードファイト』。いよいよプレ最終回です。
これがさぁ、泣けた。どうしようかと思うほど、泣けた。
身近な幸せをとるか、勝負師としての孤独をとるか、
その瀬戸際で孤独を選び、泣きながら回転寿司を食べつづける満。
こうやって文字にしちゃうと陳腐なんだけど、
役者・クサナギ、いいんだわ、これが。
なぜか、感情移入しちゃうんだわ、フードファイター満に。
で、一人の部屋(いや、九太郎と二人か^^;)で口ずさむ
「道化師のソネット」(さださんがゲストだったんで)が、
これまた悲しいのよ(音程はハズレてるんだけど)。
「いつか本当に笑いながら、話せる日がくるから」と歌って、
ビールを飲み干す満の瞳から、すーっと零れる涙。
小さく「えへっ」って泣き笑う表情でタイトルロールへ。
うーん、名シーン。





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