ル・テアトル銀座へ、『玉三郎 舞踏と三曲』を鑑賞に。 一幕目が武原はんの「雪」。 いつもながら、この世の者とは思えぬ美しさ。 加えて、もどかしいほどの緩い動きの中に すぅっと一本通る筋が崇高。 でも、ニ幕目は寝てしまった^^; 三曲の演奏は眠気を誘いますってば。 最後の「藤娘」は、言う事なしですね。 これぞ玉三郎!
夜は『フードファイト』。いよいよプレ最終回です。 これがさぁ、泣けた。どうしようかと思うほど、泣けた。 身近な幸せをとるか、勝負師としての孤独をとるか、 その瀬戸際で孤独を選び、泣きながら回転寿司を食べつづける満。 こうやって文字にしちゃうと陳腐なんだけど、 役者・クサナギ、いいんだわ、これが。 なぜか、感情移入しちゃうんだわ、フードファイター満に。 で、一人の部屋(いや、九太郎と二人か^^;)で口ずさむ 「道化師のソネット」(さださんがゲストだったんで)が、 これまた悲しいのよ(音程はハズレてるんだけど)。 「いつか本当に笑いながら、話せる日がくるから」と歌って、 ビールを飲み干す満の瞳から、すーっと零れる涙。 小さく「えへっ」って泣き笑う表情でタイトルロールへ。 うーん、名シーン。
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