この前、劇団☆新感線『阿修羅城の瞳』を観に、新橋演舞場へ。 あの劇場で、こういった芝居をかけるっていうのは画期的なことのようです。 主演は市川染五郎と富田靖子。 古田新太に、渡辺いっけい、平田満、江波杏子などなど、かなり豪華な顔ぶれ。 とにかくエンターテインメント!!!って感じ。 派手な照明とがんがん響くロック。 華やかな殺陣と駆け回る役者たち。 ロールプレイングゲームとアニメを一緒にしたようなストーリー。
でもって、びっくりしたのは染五郎氏ですね。 歌舞伎やテレビで見る限り、どうってことのない役者だと思ってたんだけど(暴言ご免なさい)、 これが美しいっちゅーか、華があるっちゅーか、色っぽいっちゅーか。 歌舞伎役者だけあって、黒の着流し姿でスクっと立つと、絵になるし、 声がきちんと通るからね。 ちょっと惚れてしまったよ。
富田靖子も悪くなかったんだけど、 鬼の頂点に立つ阿修羅王としては、妖しさや人智を超越した雰囲気がイマイチだったかなぁ。 とにかく面白かった。
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