NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 めくるめく幻想の世界

 先週テストが終わったこともあり、今週は新居のネット環境(やっとまともなブロードバンドが手に入った)や新しい椅子の購入の連絡(e-bayにて購入。何を買ったかはまた今度)などに費やし、日本からお客様もきていることだしと、色々雑事や楽しみにあふれた一週間を過ごすことが出来ました。(そういえば、学校の見学ツアーでCNNに行ったりと、学校の行事もちょっと浮かれ気味だった)そんな楽しみの目玉がサーカス。地下鉄で広告を見つけてから行きたい行きたいと思っていたんです。マディソンスクエアガーデンにサーカスがやってきた!わくわくして二週間前にネットでチケットを購入。前から三番目という絶好の立地でした。
 はじめに司会者の人が国家をみなに起立を促して歌う辺りが「おーアメリカだねー」と思ったのですが、さすがエンタテインメントを心得ている。はじめから、クラウン(ピエロ)が観客の心をつかみ、すぐにステージは、動物や出演者であふれます。象さんが名物なのでしょう、たくさん出来て後は、ラクダ、リャマ、シマウマなど多少珍しい系の動物たち。そして始まるショーの数々。ショーの合間合間も全く開きさせないし、観客の参加のさせ方もうまいですよね。ピエロが観客席を廻って、司会者に色々な質問をさせるんです。例えば、馬とシマウマはトレーニングの難しさに違いがあるのですか?とか。巨大なバルーンを観客席に投げたり。無理やり、ステージに観客を引っ張ってくることしか考えられない単純なパフォーマンスじゃない。やっぱりエンターテインメントとか広告系とか人の心を短時間でがっちりつかむ仕事をしてる人はアメリカで何もせずに街を歩かせてショーを延々と見せておいたほうがいい、と思うのです。本当のことをいうと実は、ショーの技術自体はそれほど凄いものではないんですよ。他のサーカスとそれほど違うところは無い。馬術にしても、虎さんのショーにしても、象さんたちにしても、空中ブランコにしても。要はコンテンツの並べ方と演出。マジックだってそうなんですよね。話術によって観客の注意を操作してしまうから不思議に見える。それは簡単そうでとても難しい技術なんだけど、達人に達するとここまですごいんだ、という好例がそこにはありました。
 一番盛り上がってきたところで、象さんのショーです。広いステージも増産で埋まるととても迫力ありますね。

 めくるめく不思議な空間の演出は時間の経つのも忘れてインターミッションの時にはとても疲労感を感じたものです。盛り上がって盛り上がって盛り上がって・・・、そんな驚きと笑いと連続をプロデュースする仕事は素敵ですね。とてもアメリカ的。低い声でとても心強いしっかりとした声で話す黒人の司会者、他方で、にくめないいたずらなスターピエロ、職人気質をかもし出すアクターたち、華やかさを演出する綺麗なお姉さんたち。舞台装置にしてもそれほど高価で先端なものでもないのに、そういった実は計算しつくされたデザインによって私たち観客は別世界に引き込まれていくのでした。気づいたときは紙ふぶきの中で拍手を送っているのです。






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2005年04月10日(日)
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