 |
 |
■■■
■■
■ 例えばこんな週末<写真一杯特別編>
あーあ、長いようで短い一週間のスプリングブレイクも終わりに近づいてしまった。確かに他の勉強はしたかもしれないけど、学校の宿題は手付かずだぞ。まいったなー、でも全くする気が起きない。休みが長かったせいで、体内時計も狂いまくり、体がいつもは4・5時間で済んでいた睡眠時間も、10時間も取るようになってしまった。これを元に戻すのは大変なのに。そしてそれを元に戻したら引越ししなくちゃいけないし、そんな欝欝した気分の中、さて、どこかへ行こうと思い立ったわけです。いつまでこの国にいれるか分からない身分なもので、やっぱりいけると気に入っておかないとなんのためにNYに済んでいたのか分からなくなる。と思ったわけですね。 そして、以前からいってみたかったBotanical Gardenに。十一時からそんなことを思い出すなんて・・・。_| ̄|○ 鬱 気を取り直して、ネットで検索。するとグランドセントラルから電車がでているというじゃないですか。そして往復の乗車券と、入場券がセット販売されている。これしかない!と思い、早速グランドセントラルへ。
何度来てもいい駅だ。大好き。この行きかう人々の目的地に向かって歩く顔が見ていて飽きないし、なんといっても高い天井に荘厳な造り。これまでも、これからも何世紀も旅人が辿り着き、旅立つのを迎え続けるに相応しい建物です。ちょっとグランドセントラルの駅に行くのに道順をミスってしまい、一時間電車を待つことに。ちょうど、お昼を食べてなかったので、地下のフードコートでお昼を食べることに。中華を選択。パニーニもかなり捨てがたかったが、中華のビュッフェにあったロメインが魅力的だった。
こんな感じ。『お〜い、お茶』を売っているのを見つけて、奮発する。機嫌がすこぶるよい。この旅行気分を手軽に味わえるNYは大好きだ。よそ者だからだけじゃない、色々な所に別世界が広がるこの小さな島は住む人を開きさせない魅力があるからだ。 チャーハンとロメインを同時に注文したせいで、多少食べすぎで気持ちが悪い。OTL。そして乗車時間に。一度ここから電車乗ってみたかったんだよね。一年前、この街に着てから初めて訪れた場所が国連の次のここだったんだ。神殿のようなこのビルに入ってみて、感動とともに、いつかここから電車に乗ってどこかへ行こうと決意。そして今実現。感動極まりない。NY住人としての成長を感じずにはいられない。向かう場所は、25番ホーム(Track25)
カートを引いてお菓子とジュースを売るおじさんに、かなり惹かれたがどうせ、食べれないので我慢。全席自由席で、結構綺麗で乗り心地がいい。気になるのは、窓が日本のものよりも少し、小さいかな?っていう程度。
電車の中はこんな感じ。しばらくして電車が出発すると、車掌さんが現れて切符を改札。そして、カチカチカチカチと不思議な動きで切符に印をつけて(勿論このときポーラーエキスプレスの不思議なおじさんを思い出したのはいうまでもない)自分の席の上についているクリップのようなものにしるしを挟んでいく。これってアメリカのスタンダードですよね。どこへいっても、このように椅子の上についたクリップに何かを挟んでいく。 目的地に到着。入場券を見せて、入園。ダンディなおじさんにどこで事前にチケット買ったの?と聞かれ、グランドセントラルで買えることを伝えてちょっと鼻高々だ。ところが・・・OTL(←何度目だ?) 分かっていたし、十分予想していたことといえ、木々は葉を持たず、花は見つけられない。あっても小さな小さなつぼみ。参った。
閉園時間も実はすごく近いので、とりあえず一周することに。(といってもかなり広大なので、小さい半径で一周ね)すがすがしい。マンハッタンからこれほど短時間でこんなところが目の前に広がるとは。ブロンクスズーを思い出す。動物の代わりに植物が。いくつか広大な森の公園の中に施設が点在。地図を良く見ると、林道のおくに滝がある。 日本のそれと比べると多少しょぼい気がしないでもない滝だけどね。しょうがない、険しい山々が続く日本と比べちゃいけません。マイナスイオンがあるんじゃないかと想像するだけで、森の中をへとへとになるまで歩いて十分満ち足りているマイナスイオンを滝の周りで更にお腹一杯にする。 走行しているうちに閉園まで後数十分しかないことに気づき一路、目玉施設の巨大温室に。
枯れ木の中とはいえ、ビルしかないマンハッタンから一歩抜け出して小道を散歩するのは爽快感が倍増するというもの。ビル群を逆に借景として眺めるセントラルパークもいいけれど、見渡す限り、森の中、というのも格別だと気づく。
やっとのことで(結構歩いた)、夕日の中輝く温室へ。まるでどこかの国の国会議事堂のように左右対称でそして豪華絢爛な外見。外からのぞくだけでも、中は植物に満ちていることが分かってぞくぞくしてくる。中は蒸し暑い。高温多湿。そりゃそうだ、熱帯雨林を再現した施設なのだから。そしてここは世界各国の「蘭(らん)」を集めていることでも有名。曲がりくねった道を歩くたびに見慣れない蘭が目を楽しませる(見慣れなくても蘭は蘭だと分かるから不思議だ)
外の、ともすれば殺風景ともいえる景色とは一転、ここは色とりどりの花で満ちている。ぼーっと眺めるもよし、じっくり細部まで観察するもよし。なによりも私の嫌いな虫がでてこない熱帯雨林なんて本当にパラダイスだ。やっぱり一生のうちに使い切れない程のお金を持つんだったら、2億もかけて宇宙旅行なんぞせずに、こういう庭園を自宅の前におきたいね。 そして、この建物を管理人に追い立てられながら後にして、Botanical Gardenのゲートまであるくことに。かなり疲れているが閉園するのだから歩かざるを得ない。目の前が駅なのが、カナダの動物園と違う点で、ほっとする。
駅のベンチで、明日はさすがに、学校の準備もしなくちゃ行けないし、そのほかにも「やっぱり来週からはもうちょっとしっかり勉強しなくちゃなー」と思いながら電車を待っていたわけです。やらなきゃあかんなー、と思えるようになっただけでも、植物園の効果があったというものか。待つこと二十分。グランドセントラルの一駅手前のイーストハーレムで下車、自宅に帰ったのでした。こういう素敵な週末を過ごさせてくれるNYに感謝。
2005年03月20日(日)
|
|
 |