NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 映画の祭典

 なんか、つまらないサブジェクトで恐縮です。すぐに分かるでしょう。アカデミー賞です。一ヶ月くらい前からNYでも街角に広告が出るようになって、あーこの季節だな、と思ってしまいます。そういえば去年は寮の部屋でkensukeと一緒にデランシー(マンハッタンの果て)から一緒に運んできた巨大テレビで見たんだった・・・。なんてことが思い出されます。演説の内容も随分分かるようになったぞ、なんて感慨深さもありますが、やっぱりアメリカが育み、多くの人に愛されているものをテレビだけとはいえ同じ国で共有できるのはいいものですね。受賞者のスピーチもみんなかっこいいし。ただ歌を口ずさみ終える人、初めての役者の指導者だった祖母への感謝を述べるもの、マイノリティがチャンスを得て、獲得を達成したことを誇り高く語るもの、それぞれです。特に感動したのは、おそらく「eternal sunshine」の脚本賞のときだったと思うのだけど、(本当に定かではない)受賞者が妻への感謝を表すのに「54年と半年」といったところでしょうか。キリのいい55年でも、54年でもなく、「54年と半年」なんですよ。とてもハートフルなスピーチですよね。
 勿論目の覚めるような美しい女優たちがにこにこしているのも艶やかで、アメリカを感じます。来年も、この国でみることができたらな・・・。その前にトニー賞だ。






↑エンピツ投票ボタン

My追加


写真は主演女優賞のHilary Swank。
私としてはeternal sunshineが大好きだったので、Kate Winsletを推していたのだけど。

2005年02月27日(日)
初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加