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■ 大西洋の夢の後
永きに渡り、大西洋最速の翼として羨望と感嘆をもって文字通り見上げられ続けていた超音速旅客機「コンコルド」。その一機を撮影する機会を得ましたので紹介します。今では貨物運搬船の甲板に置かれてハドソンリバーの上を漂っておりました。(漂流しているわけじゃない。)ヨーロッパとアメリカの富豪やスーパーモデルたち、時代を切り開いてきた華やかなクラスの人々に愛され続けたコンコルドも、大量輸送の時代の巻く引きをすることはできませんでした。そんな哀愁ただよう姿が私が生まれて始めてみたコンコルドだったことは残念ですね。「いつかコンコルドに。」そんな夢、だれもがもっていたんでしょう。ま、いつか、また高速輸送の時代を迎えるときまでの辛抱でしょう。
鈍重そうな旅客機より遥かに美しい。
2004年07月14日(水)
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