たぶん鳴り止むことも 鳴り出すことも全て知ってただから耳鳴りの止む日に 告白を束の間の青空に 遠いドアを閉じる傷に目隠し 今さえ消して思い出を繋ぐそれをすがることだと 誰かは言って香を焚いてあの日に潜る揺れる煙に全てまかせて今の立ち位置の正しさを 問うた束の間の夕闇に 最後のドアを叩く僕を目隠し 今さえ掠めるその手の先はあの日の君の 愁いのある最後の横顔