アナウンサー日記
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2001年01月11日(木) ラジオとテレビ その1 ワタシの肩書き

 ワタシの肩書きは、NBC長崎放送ラジオ局放送制作部アナウンサーである。

 名刺をどなたかに差し上げると、十中八九「あ、ラジオのアナウンサーなんですね」と返ってくる。中には、「テレビ局に異動にならないんですか?」とか、自慢げに「私はお宅のテレビ局の○○アナと知り合いでねえ」とおっしゃる方も。

 ところが結論から言うと、NBCのアナウンサーは、全員、ラジオ局所属なのである。長崎県の皆さんなら多分よくご存知の林田ANも佐藤ANも宮脇ANも、それから塚田ANも、みんなラジオ局のひとなのである。

 え?と思う方も多分多いと思うが、ホントにそうなんだから仕方が無い。

 で、実は全国の民放ラテ兼営局(ラジオとテレビと両方ある放送局という意味のギョーカイ用語)では、アナウンサーはラジオ局に所属し、ラジオ局を拠点にラジオ・テレビ両方の仕事に関わるスタイルを持つ局が結構多い。何故かというと、一般的にラテ局アナウンサーはラジオの仕事のほうが圧倒的に多いので、その方が効率的だからだ(と思う)。

 例えば、NBCでいうと、テレビの自社製作率は一日の15パーセントくらいだが(ちなみにローカル局の中ではかなり高い方です)、ラジオの自社製作率は約40パーセントに達する(これもズイブン高い)。


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