おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦一月十六日 満月
今夜の関東地方の満月は快晴で、ほんとにきれいでしたね。 この写真は、満月ということで月面の写真を載せたわけではなく、前に話していた窯の天井です。 これでは今ひとつわからないと思いますが、なんとなく塩っぽい。 でも、試しになめたら「うえ〜」でした・・。 竹か土の成分が地表に出てきたそうなので、何回か焼いていくうちになくなってしまうかもしれません。 それでも気に入ってしまったので、「塩釜一号」と呼ぶことにしました。
ちなみに、竹の筒に塩を詰めて焼き上げてつくる「竹塩」は、実は炭焼き窯でもやろうと思えばできます。 前の日の出町での窯では、師匠の金太郎さんから聞いて、手前の灰になる部分の竹の筒だけに塩を詰めて、何度か焼いたことがあります。 売っているものと同じように、ちゃんと硫黄の匂い(と言うよりゆで卵の匂い)がして、味もまろやかになっておいしい塩になりました。 ですけど、今回の窯はいい竹炭と竹酢液だけを目指したいので、竹塩・お花炭・木炭の飾り炭などは一切やらないことにしました。 それだと本当の「塩釜」になってしまいますし・・。
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