旧暦十二月九日伐採が昨日でほとんど終わり、今日は整地のための測量をしました。地主さんが若い時に手塩にかけて植えて育てた杉・檜を切らせてもらったので、なんというか申し訳ないといいますか、とてもありがたく思います。測量は地元の土建屋さんが行ったのですが、私も少しだけ手伝って、ポールを持つ役をしたりしました。4時ごろに土建屋さんらは帰って、そのあとメジャーで距離を測りながらここに窯をつくろう、小屋はここかな、と一人で考えていたら、いつのまにか暗くなってしまって、ふと見上げるときれいな上弦の月がありました。川の音、樹の香り、つめたいきれいな風、月。あーずっとここにいたいな・・。これからずっと焼くことになるのに、何言っているんだか。
竹炭工房 無限窯 Copyright(C) 2001-2008 MUGENGAMA All rights reserved.