おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦九月十六日 満月
最近、森づくりの活動をされている方とか、記者の方とか、いろんなメールなどからいろんな話を聞く機会が多くありました。
アメリカのテロとアフガンへの侵攻のことが主なのですが、いろいろ聞いた中の話を書きますと・・。
湾岸戦争の時、アメリカはとても不況に陥っていて、イラクがクエートに侵攻し、それを守るために多国籍軍を出して、悪いことをしたイラクをこらしめた後は、アメリカは景気回復していったそうです。(国連という名を借りて、イラクの石油を自由にすることができたそうな) その結果を見ると、どう考えてもアメリカが根回しをして、イラクをクエートに侵攻させるように誘ったのではないか、と。 それと同じように、今アメリカは大不況で、今回もアフガンの近隣四諸国〈Azerbaijan,Kazakhstan,Turkmenistan,Uzbekistan〉 には2千億バレルの石油(サウジと同じ埋蔵量)と3兆立米のガス(ロシア、イランに次いで世界3位)があるらしく、輸送路であるアフガンを自由にしたくて、大儀名分ができる今回のテロ事件を誘っていたのではないか、(こんな大惨事になるとは思わなかったでしょうが)という人がいました。
ん〜真偽のほどは誰にも決められないでしょうし、わからないですよね・・。
どちらにしろ、じゃあ日本の私らはなにをすればいいんだろう?、なんてことをつい考えてしまうのですが、これについてあるおばさんが・・。
『みんな誰も食いっぱぐれるのが怖いのよ。仕事を辞めさせられたら、食べられなくなってしまうから。だから、自分が嫌なことでも、人や環境を傷つけてしまうことでも、上の人の命令なら逆らえずにやらざる終えない。 でも、食べ物を自分たちで調達することができたら、そんな命令も聞かなくても済むでしょ。生きていけるのだから。 こんな単純な話でないでしょうし、簡単にはいかないのでしょうけど、だからこそ今のうちから少しづつそうゆう足場作り(畑などの技術・知識や土地や人の繋がりや衣食住のいろいろ)をしていけばいいんじゃないかな・・。 (もちろん運動に参加したり、意思表示するのも大事だけど、自分の身の回りのことを見ないで外にばかり声を出しても、空回りになってしまう。自分に立ち返るような意思表示をしないとね。)』
と言ってました。
そうか・・。全体のことを考えても、自分と環境がここちいいような生活を目指していくだけでいいんですね。 こう考えるとシンプルだな・・。
アメリカもテロも、私らが憎んだりする必要はないみたいですね。
|