おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦九月十五日
今日ようやく窯に火が止まりました。 正確には明日が満月なのですけど、この月が満ちてる時に窯に火が止まってよかった・・。(まあそうゆうスケジュールにしてるのですけど・・)
まいどですが、最後の煌々とオレンジ色に光る炭火はたまらなくきれいだな。 奥行き2mの窯の中のすべての炭が燃え盛っているという、緊張感というか怖さを感じながら、そのうつくしさに見とれる感覚は不思議と静寂さを感じます。
これはなぜか(けちなのか・・)一人で見ていたいと願ってしまっていて、昼間窯が止まる時に窯に見学に来た人にはそっけなく対応してしまいます。 といいますか、話していられない・・。気をそちらにあげてられないので、間が持たないらしく、みなさんすぐに帰るはめになってしまって・・、ほんとすみません。(願わくば事前に連絡してもらえば、対応できるのですが・・) でも、いい炭を焼くために、この大事な時間は1対1の世界にさせてもらってます。 だから、誰も来ない夜中の窯止めの方が集中できて、とてもきもちいいです。 しかも月夜の光の下で・・。
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