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■ 車窓から
帰ってきました。 ゆらゆら揺られて・・・。
行きは「特急」帰りは「乗り継ぎ」でね。
乗り継ぎ・・・つまり特急じゃない列車、乗り継いで乗り継いで帰ってきました。
これが、またまた良い。
出発地からゆらゆら揺られ、窓の外は高層ビル街から、工場地帯へと景色は変わり行く。 暫くすると、田んぼや畑なんかも見えてきた。
と、乗り継ぎ駅。 慌てて列車を降り、階段を駆け下り、そしてまた上り反対側のプラットホームへ向かう。
来た来た次の列車。
順番に並び乗りこむ。
なんだか、素朴な電車。 がたごとがたごと揺られていく。
そうこうするうちに、またまた乗り継ぎ。
4人がけの席の1つに座ろうと、先客のおばさんに声をかける。 「ここ、いいですか?」 「はい、どうぞ」 ニコニコ顔でおばさんは答えた。
今度の列車は、大勢のおばちゃんが乗っていた。 お昼時らしく、お弁当を食べる人、漬物を他人にすすめる人、大声で笑う人、まあなんとにぎやかなんでしょ。
しばらく、そんなおばちゃん達を眺める。 なんだか、楽しそうだ。 ふと気がつくと、駅に止まった。 ワンマン列車なので、後ろから何人か乗ってきた。
窓の外の目をむけると、線路沿いの畑でおじいさんが菜っ葉を一生懸命引っこ抜いていた。 何本も何本も抜いて、それらを一輪車に積んでいた。
思わず、目が合った。
にこっと微笑んでみた、私。 おじいさんも、にこっと微笑み返してくれた。
列車はまたまた出発。
見慣れた風景が飛びこんでくる。 少しづつ色づき始めた山々、見下ろす峡谷。
降りる駅まで後少し・・・。
さあ、到着。 無事に地元の駅まで着いた。 こんな時間は、おじいさん、おばあさんばかり。 その中にまぎれて、改札口を出る。
なんだか、本当に久しぶりに「旅」した気分を味わった。 家路を急ぐ車の中で、 (たまには、ぼーっと一人旅もいいなあ。なーんにも、とらわれなくって・・・) と、思ったりなんかした。
2001年10月25日(木)
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