海津ほろよい日記
湖畔の酒蔵 ほろよい社長の日常

2003年04月12日(土) 海津大崎花見狂騒曲(第1楽章/ビアンカ・スプリングクルーズ)

滋賀県酒造組合連合会の需要開発イベント「ビアンカ・スプリングクルーズ」の日です。

ビアンカ(なぜかイタリアン・テイストのデザイン)という琵琶湖の観光船を借り切って、船上でお花見をしながら、滋賀県のお酒を楽しむ会をやろうという趣向です(おかげさまで参加者は97名とほぼ目標数に達しました)。

午前中は小雨がぱらついていましたが、午後から回復するという天気予報のありがたいお言葉です。

来客が頻繁になり、忙しくなりかけた会社の小売販売を奥様と大奥様にまかせ、後ろ髪をひかれるように11時半にマキノを出発、途中1件納品をすませて長浜港着が1時すぎでした。

この日ビアンカは海津大崎と長浜港を3往復する強行スケジュール(なんたって桜も満開、稼ぎどきです)。「晴朗」の望月さんといっしょに1番停泊時間の長い1時半から2時半の間にお酒を150本とその他の荷物を厨房の中に運び込み、冷酒を冷蔵庫に冷やしたり、グラスを洗ったりとイベントの準備、気がつけば400人の観光客をのせて船は2回目のクルーズを航行中です。

船室では3組の旅行社のお客がごったがえし、ビールやらおつまみやらで、わいわいがやがや(だれだ!日本がデフレだの不況だのといってるのは。)、雨もやんで、われわれのクルーズは期待大です。

5時まえに長浜港着。クロスを掃除したり、酒を並べたり、弁当を配ったり、座席表を配ったりと乗船してきた酒造組合のみなさんと琵琶湖汽船の職員さんとでてんやわんや。なんとか5時20分に出港です。

「花より地酒」のキャッチフレーズのごとく準備ができたら早速乾杯!宴会がはじまりました。各テーブルにはとりあえず乾杯用のお酒が数本。あとはお酒のサービスカウンターに参加各蔵のお酒をもれなくならべ、出品酒リストをながめながら、あれが美味しい、これはウチの町の蔵元だと和気あいあい、30分くらいで皆さんできあがってしまわれました。

天候が回復し急激に気温があがったため、琵琶湖からモヤがたちこめ、桜が夕モヤの中に見え隠れするという幻想的なお花見となりました。

1時間ほどかけて海津大崎の湖岸をなめるようにビアンカは航行、予定通り8時すぎに長浜港に帰港。参加したお客様はみなさん御満悦の様子でした。

明日は海津大崎の売店でお酒の販売です。



















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