2004年03月15日(月) |
癒されちゃってるイオン |
最近。 旅行に行きたくてたまらない。 行きたくて行きたくてひまさえあれば どこいこう、と想像して一人でニヤけている始末。
前向きに『楽しんじゃおう!』というものではなく ただ、『癒されたい』。 そんな感じだ。
毎日幸せそうに泊まりに来て大切な相手と過ごしている人達を 100人、150人、と見て、 一人一人に喜んでもらいたいと必死で過ごしていると そんな人達が心底羨ましくなる。 そう、『羨ましい』『アタシだって!』『ずるいよう』 そんな気持ちも確かにあるのだ。
ふと、こんなふうに思うときもある。 『はじめてであって、自分の生活にこれからも今までも 関係ないといってもいい人達の為にあたしはどうして 胃が痛くなるほど神経を働かせて幸せ作っているんだろ、こんにゃろメ』
そうだ、そうなんだ、あたしだって 癒されたいんだ!!!
首からそう看板下げて地団駄ふんじゃいたい気分。
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まあ、基本的にはそんなあたしがいたりするわけで、 そんな時、そう、ついこのあいだ1泊15000円の旅館に 泊まりに行った。 旅行らしい旅行なんて、久しぶり。 想像はしていたけれどあまりにも幸せだった。
いつもと違う空間で、何の力を入れる事もなく ただたぷたぷと温泉に浸かり、浴衣を着て鏡の前でひらひらとポーズ。 仲居さんが運んでくれる料理をんまいんまいと言ってほうばり。
さらさらのキモチガイイおふとんでごろごろ。
ああ、全ての時間と空間は今あたしを癒すためにある。 堂々と癒されちゃっていいんだワン。
ごめんなさい、ほんとごめんなさい、 あたしとっても幸せでした。
サービスされちゃっていい、サービスされちゃってルンだよ、今あたし。
というあたしのまわりを囲むイオン。
ああ。ドコかに泊まりに行きたい。 そうだな、めちゃくちゃ古くて木で出来ていたりする旅館にでも。 近代的で未来を思わせるような刺激は要らないから 田舎っぽくて、あったかくて、タイムマシンで江戸地代にトリップして しまったような場所で、たっぷりと眠りたいなぁ。
そう、
あたしの今一番欲しているものは
『旅館で過ごす空間』。
リョカンデスゴス、クウカン
なのだ。
あ、想像しちゃった。 んんん、 ニヤリ。
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