にっきちゃん。

2004年03月03日(水) やっぱりやらなきゃ

マニアックな旅行の雑誌が企画している、
『全国の旅館、ホテルのサービスの達人』
というものに全国から44人選ばれまして。


その中の一人として、私の名前が雑誌に載りました。
雑誌社から表彰状が会社に送られてきました。
社長から金一封がでました。

ものすごい、嬉しかった。
今まで必死でがんばってきて本当によかった、と
心から思いました。


あまりに毎日人(お客様)のことをかんがえてばかりで
自分の毎日の生活をおろそかにしたり
自分自身の心をどこかになくしてしまったり


いろいろしましたが、本当にウレシカッタ。



ただ、やった!とかみ締めた。




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・・・でも。
あたりまえだけど、そこで終わりじゃなかった。

つい最近そんなことは頭の片隅に追いやられていた頃。
館内を歩く、初めて会うお客様がこっちを見てあたしを指差していった。


「あ。雑誌に載っていた綾さんだ!」




はっとした。



この旅館にはじめてきて、
あたしのことなんか知るはずもない人が
あたしを知ってる。


「この人、どんなサービスをするんだろう。」
「どれだけスゴイことしてるんだろう。」



見てる。
見てる。
あたしを見てる。



気を抜けない。
がっかりさせるわけにはいかない。
期待を裏切ることなんてできない。






やっぱりあたし、やらなきゃいけない。
・・・ってなんだかこう書くとやけにかっこいいなぁ(汗)
そんなんじゃなくて・・・気持ちが引き締まったのです。



がんばらなくていいよなんて、自分に言えない。
ちょっとくらい手を抜いて、今日一日くらい・・
今日の一組のお客様くらい・・・
だって、もうイッパイイッパイダヨ・・
なんて 絶対思っちゃいけないんだ。
私にとってたった今日の一組でも彼らにとっては
100パーセントの「今日」という日。
がっかりさせたら、手を抜いたらあとからめちゃくちゃ後悔すること
やっぱり目に見えて明らかだ。
今回頂いたこの表彰状と金一封は私に改めてそうカツを
入れるために目の前に現れたんだ。





やる。
やる。
やるしかない。


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綾 [MAIL]

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