今日、親友のRと、女将さんと、フロントのダイスキなHさん(♂)と、 うちの旅館のクラブ(カラオケとか、お酒を楽しむバーのような所)の、Mさん(♀)と、ご飯を食べに行きました。
というか、飲みに。
色々なお話をしました。 何回も泣きそうになりました。
私の一つ上の部屋に住むRは、私が生まれて2番目に出来た、女の親友と 呼べる人。 とても大切な人。 そのRが3月一杯でココをやめていきます。
本当は、とてもとても寂しい。 寂しくて寂しくて、本当に寂しくて、まだ信じられません。 まだ寂しいとか、泣いたりとか、ココを離れても頑張ってねとか、 それらしいコトバを一つもかけていません。 どうしてだろう・・・ かけられないんです。なぜだかわからないけれど。 寂しいと言っているけれど、実感も本当に余りないのかもしれません。
だけど、・・・・ Rがいなくなったら、私はココで仕事をしていられるかな、って 本気で思ってしまうくらい寂しくて、不安で、 本当にRがダイスキでダイスキで、大切で大切で、愛しくて愛しくてたまらないのです・・
Rも、私に、みんなに、お別れらしい言葉も、態度も、なにもありません。 まだ。 これから、あるのかな・・・
そんなの、いらないや。
4月になったって、夏になったって、また、同じように一緒に旅館を走りまわって、 「ちょっときいてよ!!!」っていろんなこといいあったり、 「綾ちんのこういうとこなおしなよ。よくないよ。」って 注意されたり、バカなことで一緒に笑い転げたり、 おばあちゃんの笑顔を見て一緒に泣いたり、
一緒に苦しさ感じたり、寂しさを我慢したり、・・・・
まだまだ一緒にいるような気がしてなりません。
本当は、後一日でいなくなるなんて、ウソなんじゃないかって・・・。
2回で干しているRのフトンが部屋から見えるような気がして、 「みなさん、おはよーーーーーございまーーーーーす!!!!」 って馬鹿でかい声であいさつして板長に「うるせーーーっよ!!!」って 怒鳴られている光景をまだこれからも見るのが当たり前のような気がして、
・・・・どうしよう。 Rがもう、いなくなるなんて。 明後日の朝にはRも、Rの荷物も、全部全部部屋からなくなって 私の一つ上の部屋はカラッポになっているなんて。
ねぇ。どうしよう。R。
こんなに寂しくてアナタを愛しく思う気持ち、 本当はずっと今まで自分の中で押し殺していたんだ。 明日は、あなたと一緒にする最後の仕事だね。 やっぱり信じられない。
本当に、1年間一緒に頑張ったね。 大変だったね。 あの廊下を何回走りまわったかな。 何回着物のすそ、やぶったかな。 何回、グチを言い合ったかな。 何回一緒に泣いたかな。
何回、何回・・・・・・
もう、今度くる忙しい夏に、アナタはいない。
R、寂しいよ。寂しくて寂しくてたまらないよ。
寂しいよ。苦しいよ。 苦しいよ・・・。
何度泣いたって、何度あなたを思ったって、 もう、アナタはいなくなるんだよね。
R、離れても、アナタとずっと、友達だよ。 離れても、アナタを大切に思っている。 きっと、そう。絶対にそう。
サヨウナラ。
ありがとう。
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