2001年03月18日(日) |
生きる。唄う。音楽。 |
今日、私は、プロのオペラ歌手でもあり、芸大の講師でもある、 「高橋啓三」先生と「伊原直子」先生 のボイストレーニングを受けました。 いや、受けさせていただきました。
教えていただいたものは唄い方だけではなく、 私のこと。 いきるというコト。 こんなに幸せだという感情。 初めての感情でした。 ああ・・・本当に、こんなにこの思いを言葉に表せないのは 初めてです。
本当に音楽をしている、っていうことは、音楽があると言う事は、 こんなに幸せで、・・ 幸せを与えてくれるものなんだというコト。 かっこよさとか、めだちたいとか、そんなうすっぺらなことではなくって いきる事、それは、音楽をするというコト。 うまくわかんないけど、そんな気がしました。 音楽があれば、唄があれば、なにもいらないと・・・ それだけで、いや、それこそが何よりも幸せで幸せで幸せで・・・
彼らのあのたたずまい。 あんなに幸せな空気。 ステキだ。ステキ過ぎる。ステキすぎるよ・・・・
音楽を持っている。本当に、彼らこそが音楽だ・・・ ああ・・・・・・・あああああ
私が今まで自分がわからない、苦しい、さみしい、そう思っていた事が すべてすべて、消し去られた。
いきる事まで教えてもらっていた。 そんなこと、会話にも出てこなかったのに。 体が勝手にそう感じた。
トラウマとか、コイビトがどうの、とか、つかれたとか、そんなかんじょう、 すべていちげきでふっとばせる・・ ああ、ほんとうにうまくいえないけれど、
心から唄うということ。 心を込めること。 伝える言葉。 それを、心から唄うというコト。 メロディに乗せて。 おなかから。体から。私の全てから。彼らは、唄わなかったのに。聴いたんだよ。 話をしていない人も 話をしている人も、全ての人から。彼らの全てから 音楽を聴いた。本当に。 そこにいるだけで、一緒に存在するだけで、音楽を感じた。いきる事を感じた。 私も、そうだ、コレなんだ、と思いました。
生きたい、と強く思った。 いきる事・・・彼らから、生命を感じました。 強く、強く、涙が出るくらいに。
ああ・・・・・・・・ もう、どうしたらいいんだ・・・
よくわからないけれど、こんな気持ち初めて・・・
こんな、こんな
ああ。もう!!!
本当に幸せだと、生まれて初めてこんな風に思いました。 あの方々との出会い、あの笑顔、皆様の人柄、 にじみでているもの・・・・ 音楽。生きている。生きているってこういうことだ、
私は病気なんかじゃない・・・ そんなこと考えていた自分が、バカらしくさえ思える・・・
こんなに、ステキな私がいる。
ありがとうございますと何度いっても何度いっても なんどかみしめてもかみしめても 全然足りなくて、体から思いがあふれている
でも、あふれているのにまだまだあふれてきて、 本当にどうしていいのかわからないんだよ・・・
幸せだ。音楽。生きるってこと。あの、ひとたち。私。
ああ・・・あふれる・・・
唄を、絶対に諦めない。 絶対に絶対に諦めない。
本当にわかった。本当にわかった。 涙が出るくらいわかった。
私は、唄を唄いたい。 死ぬほど。 そして、私がいきるというコト。 生きたい、と思った。どうしようもないくらい強く思った。
これだ・・・・唄・・・・いきるということは、真剣に唄を、音楽をするということだと。
本当に、わかった・・・・ 何の迷いもない。
今日は、なんていう日なんだろう・・
こんな日、いままであったでしょうか ありません
ああ・・・・生きたい。 いきる事は音楽を、唄をする事だと。
涙が出そうだ。
私が、わかった。
なんて素晴らしいんだ、音楽。音楽。 ああ・・・・・
|