今日、雨で夫は休み。
朝5時に起きた夫は既に朝食を食べ、大音量でテレビを見ていた。
「今、何時?」
「5時半。」
「私、寝たの1時過ぎだからあと1時間寝るよ。」
息子が起きてくる。 夫が昨日買ってきた調理パンを出してやっている。
6時半、娘を起こす。 もちろんすぐ起きるわけではないので、枕元で四字熟語の問題を出す。 娘は答えながら目を覚ましていき、しっかり起きたところで、一人で読むよう渡す。
息子を送り出し、娘に毎日の計算と漢字をやるように伝える。
7時20分、娘にご飯を食べるように伝え、7時58分、娘と家を出て、 8時2分、登校班の子たちを送り出す。
ここ3日、お腹が痛かった。 まあ、いつものことだと思っていたけど、今朝は、左足付け根がすごく痛くて、ももからつま先までもしびれてきていたので、 これはちょっとやばいなあ、と。
「今日、病院行くわ。」
どこに行こうってことになって、結局、元総合病院産婦人科医師(23歳の卵巣出血以来、出産から卵巣嚢腫の摘出手術までお世話になった)が、みなとみらいに開業した病院へ行くことにした。
本当にすごく痛かったので、本当は、行きも帰りも夫に連れてって欲しかった気持ちもあったけど、やはりずうーっと待っていられるは気がひけるし、
「行きだけ連れてってくれる?」
「いいよ。」
子どもたちの部屋片づける。
「お昼、前に(雑誌で見て美味しそうだったから)食べたいって言ってたカレー屋さんに行く?」
「って、俺に帰りも迎えに行けってこと?」
「カレー屋さん(の近く)で待ち合わせすれば?」
「それは無理だよ。」
なんだか面倒になって、
「じゃあ行きも一人で行くわ。」
「なんだよ。行きは送ってってやるって言ってるだろ。」
洗濯をする。
でかける支度をして、
「じゃあ、こういうのはどお? 行きは私一人で行く。終わったら電話する。それでパパがそのカレー屋の近くまで行く。私が電車で近くまで移動する。後は電話でやりとりして会えば。」
「うん、わかった。」
前回その病院に行ったのは平成10年だったということで、初診扱いとなった。 前の病院からの引き続きの患者のところに丸する欄があって、今までの病歴も書いた。
診察室に入り、
「ここ3日痛みが続いていて、まあいつものことだろうと思っていたんですが、今日は左の付け根も痛くて足もしびれてしまって。」
「生理痛は薬で我慢できるくらいです。」
「今までは(生理の出血で一度に出る血の固まりは)こんにゃくゼリー1個分の固まりだったんですけど、今回は3個分一気に出ました。」
診察台にのる。
押しながら 「これ、痛い(よ)ね。」
超音波のモニターを指して、
「左の卵巣腫れてるよ。ほら。。」
やっぱりな、という感じである。
モニターの中で計っている。 4〜5cmってところだ。
いっぱい超音波の写真を撮って、カルテに貼りながら先生が話す。
「前回腫れたのは(手術で取ったのは)どっちだっけ?」
「右だったかと。そのあと再発したのは左で、それはスプレキュア使って治療していました。」
「で、手術の時になんて言われたんだっけ?」
二度目の手術は先生からの紹介状を持って車で2時間もの大学病院まで腹腔鏡下手術を受けに行ったのだ。
「その時には内膜症は無いって言われました。でも、再発して、Hクリニック先生(彼は亡くなった)からは内膜症だって言われて結局スプレキュアを使ったんです。」
「今までの経緯を考えると、内膜症しか考えられないもんなあ。今すぐ緊急を要して手術する必要はないけど、痛くなったらすぐ来なさい(痛いから来ているんだけど、この痛い、というのは尋常じゃない痛み。もう経験済みの卵巣がくるっとひねった時の激痛、立てなくなって吐いて、だろう)。血液検査してその結果を見て、ホルモン治療して行かなきゃいけないかもしれない。とりあえず炎症起こしているからそれで二次的な病気になっても大変だから、痛み止めと炎症剤を一週間分出しておくからね。」
11時半、終わったよ、と夫に電話を入れると、 今、建物の目の前に車を停めて待っている、とのこと。
なぁ〜んだ、病院まで来たんじゃん。気が利くじゃん。(と、心の中で思う)
車で桜木町近辺の丘を越え、雑誌に載っていたというカレー屋さんに行く。
たくさんの人が来ていた。男の人ばっかり。
「カウンターでいいですか?」
夫は雑誌でおすすめに載っていたという、スタミナカレーを頼み、私はハンバーグカレーを頼んだ。 スタミナカレーはカレーの上に豚バラ肉を炒めたものと生卵(お好みで、焼きだったり)を乗せるというもの。 これ、めちゃくちゃ上手かった。 私のは、牛挽肉の臭みが苦手な私には辛く、でも頑張って最後まで食べた。 ああ、スタミナカレーにしときゃあよかった。
毎日がレディースデー100円引きということで、750円が650円。 これはお得である。 絶対友達誘って来なきゃ!!
家に帰ると薬も効いてきたのか痛いのと眠いのとで横になった。
「いいなあ、主婦は、いつでも寝られて。」
「いつも寝てないって。」
「何してるの?」
「テレビ見ながら片づけて掃除機かけて洗濯して、銀行行って買い物もして、仕事もして。そしたらすぐ子どもなんて帰ってきちゃうじゃん。まあ、寝ようと思えばいつでも寝られるけど。
ていうかさあ、私、病人なんだけど。」
「いいよ、だから寝てて。」
なんだかむかついて私は起きた。
私の代わりに布団にもぐってぬくぬくしている夫。
「ねえ、どうして私が寝るとすぐ主婦はいいよなあ、とか言って、寝かせてもらえなくてさあ。自分は休みの日は寝てばっかいるじゃん。」
「俺は寝るよ。疲れてるもん。」
「私は病人なのに。涙も出てきちゃうのに。またホルモン治療するなんて嫌なのに。(以前、これで生理止めて、更年期障害みたいになって、鬱になって、夫は耐えられなかったのだから)」
夫は黙っていた。
しばらく起きていたけど、やっぱり痛くて寝た。
寝ていた。
寝ていた。
「ねえ、(娘は)何時に行くの?4時過ぎてるけど?(塾の)お弁当間に合うの?」>夫
起きて、焼きそば作って、焼きそば&おにぎり弁当のできあがり。 娘に持たせ、いってらっしゃい。
主婦はたとえ卵巣が腫れて痛くたって、娘のお弁当を作るのは当たり前なんだ。
って言っちゃうんだけどなあ。
私たちの夕食は、その焼きそばと昨日の残り。 午後7時、夫は深い眠りについた。
10時過ぎ、娘が帰ってきて、ご飯を食べさせ、風呂に入らせ、今日はもう寝なさいと寝かせる。 塾がある日はどうしたものか。 10時半に寝かせるというのはどうやってもきびしい。 明日朝起きられるだろうか。>娘
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