思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2003年10月09日(木) 聞けない理由

私はどうして娘が、トイレも我慢してしまうほど追い込んでいたというのに、素直になれなかったんだろうって思ってた。
どこかできっかけを作って、きちんと娘と向き合わなければって思ってた。

娘が話しかける。

話を聞かない私。

どう考えたって、母親の私が悪いのはわかりきったことだ。

でも、爆発してしまった。



「あなたはママの話をちっとも聞かないのに、どうしてママがあなたの話を聞けるの?

部屋を片づけなさいって言っても片づけない。

あなたが出た後は、台風みたいで、それを毎回毎回片づけて、あなたは毎回毎回散らかして、
脱いだ服を下に置く前に、ハンガーにかけなさいよ。

机で勉強するときは電気をつけなさいって言うのにつけない。

出したものはしまいなさいって言うのにしまわない。

脱いだら脱ぎっぱなし。

脱いだらたたみなさいよ。

誰か片づけてるの。
誰が掃除してるの。
誰が洗濯してるの。


復習したのって言っても復習しない。
何もしないでだらだらして時間だけが過ぎていく。

いいのよ。遊んだって、休んだって。

やるべきことやって休憩するならいくらだってすればいいです。

でも、最低限のことはやりなよ。

『いってきます』、も、『ただいま』も言わない。

ただ、黙って出て行く。

人として最低限のことできないなら、受験なんてしてもらわなくて結構です。


人の話は何も聞こうとしないで反発ばかりして、自分の話を聞いてくれないだ?

自分の話を聞いて欲しいと思ったら、まず人の話を聞きなさい。」


娘は黙っていた。

いつもなら反発する娘が黙っていた。

私も、自分の口からこんなことが出てしまうとは思っていなかった。

そうだったんだ。

私は子どものまま大人になってしまった。
話を聞いてくれないから私も聞かない、なんて。
そんな馬鹿げたことを言う親なんて私ぐらいかもしれない。

でも、私にとってはとっても重要なことだったんだ。



娘は寝てしまった。
塾があるのに寝てしまった。

リビングで寝てしまった。

「もう起きないと遅刻するよ。」


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と言って出て行った。

やっぱりわかってないらしい。


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