2003年10月18日(土) |
逆さまつげ、と・・・ |
息子は金管バンドの練習。 朝からお弁当を作ってもたせ、いってらっしゃい。
娘を起こして眼科へ。
娘が二日前から左目の目尻が痛いと言ってて、でも、学校から帰ったら塾、学校から帰ったらピアノってな感じで、病院行く暇もなく、土曜日の朝になっても痛かったら午前中に病院に行こう、と言ってて、当日。
なんと、左目尻の内側にまつげが生えていて、先生が、モニターに、どアップで見せてくれた。 これが原因で目尻が膿んでいて痛かったようで、抜いた。
毛というのは、表に出ているより埋もれている部分が長く、抜いたまつげの長さにびっくり!! 1.5cmはあったでしょうか。 そんなん目尻の内側にあったら痛いべ、でして。
午後2時少し前に義母から電話。
今、忙しい? ケーキが駄目になっちゃうから食べに来ない?って。 捨てちゃうのも勿体ないからって一つは食べたんだけど、まだあるから食べてって。
実家には、マンゴーのムースタイプのケーキ2個、かぼちゃのケーキ1個があった。
マンゴーのムースタイプは、賞を取ったとかで人気らしく、もう残り3個しかなく、それ全部を買ってきた、と言った。 金額も高かった、と言った。
それを聞いて「なるほど」と思った。
昨日、義父の誕生日で、なぜか義父がケーキを買い、うちも3個もらっていた。 マンゴーのムースタイプのケーキ1個とかぼちゃのケーキ2個。
娘は義父に連れられて家に帰ってくるなり、 「じじは自分の誕生日なのに自分でケーキ買ったんだよ。 あっ、プリンみたいなやつは私のだからね。」
と言っていた。
高いから、1個だけくれたのだ。 それも孫娘のために1個だけ。 息子にはない。
「一つしかなかったから、朝、息子が食べたくて食べられなくて泣いちゃったんですよ。」
と笑顔で言ってみせた。
あら、じゃあ、持ってって。
本当は言いたかった。
喧嘩するかもしれないんだから、同じものを2つくれればいいじゃないですかって。 どうせ腐って捨てちゃうって言うくらいなら、最初からくれればいいじゃないですかって。 いくら孫娘の方がかわいいからってそれは差別なんじゃないですかって。
でも、そんなこと私の口からは言えない。
メゾピアノの服、エンジェルブルーの服、フクゾー、コムサ、組曲、どれも1万以上する高価のものを買ってもらう娘。 たかがエンジェルブルーのバックで9800円、バーバリーの帽子で7500円、 バーゲン価格でなく定価で、それもキャッシュで、デパートに連れていってもらえればいろいろ買ってもらえる娘。
どうして「ねね」はいつも買ってもらえるのに僕にはないの?
本当にその通りである。
「今度の休みは靴買ってやるからな。」
「あのう、息子の靴の方がボロボロでないんですけど、娘はあるので息子の方を買ってもらった方が助かります。」
「男はいいんだ、何だって。」
孫娘は初孫であり、かわいくてかわいくて仕方がない。 また夫に似て&義父に似て?、かわいくてかわいくて仕方がない。
女の子は、お洒落させなきゃ。ちゃんとした服を着せなきゃ。と言うのが義父の考えらしい。
義母は優しかった。 カレーの三角春巻きを揚げてくれたり、お茶を入れてくれたり、私はたっぷりたわいのない話をして帰ってきた。
帰ってから夫に話す。
夫と私は娘に言ってしまっていた。
一つしか持って帰れないなら、喧嘩になるからいらない、って言え。 どうして自分のことしか考えられないんだ。 兄弟なんだから自分の弟のことも考えろ。
そんなのわかってる。 小6の娘にこんなことを言ったって。
でも、娘の口から言うのが一番なんだ。
義父母の家で娘がかわいがられればかわいがられるほど、娘に対して冷たくなってしまう自分たちがいる。
どうせお前は実家でいい物食わせてもらっているんだ。 どうらお前は実家にいればお嬢様なんだから。 あいつになんてとっとかなくていいぞ。 あいつの分なんて買ってこなくていいぞ。
だからどうしたんだっつーの!!!
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