思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2003年05月29日(木) 夫のダイエット

学校代表に選ばれた作文は、参加者したい人のみ、ということだったらしい。
中学受験というこのクソ忙しいときに、何も好き好んで、こんなにやっかいな作業をやるとは、めでたいやつである。

だが、受験は高校でも再トライできるであろが、学校代表なんて、もう一生なれないかもしれないくらいの晴れ舞台である。

一度、低学年のときに作文が選ばれたことがあったが、あっけなく終わったものだ。

小学校で二度目のチャレンジということになろう。

今日、何度も何度も直して清書した作文が、出場申し込みのところに送られたそうだ。昨日の夜中もまだ練習して修正を加えており、最初の頃より形になってきたように思う。娘と向き合ったこの数日間は、自分でも驚いている。不思議と娘への拒否反応がおきなかったからだ。ふつう、勉強でもなんでも、娘に声をかけられるとあとずさりしたくなる思いを抱えつつ、向き合っていたのだから。今回は、娘の気持ちが、「どうせ参加するからには勝ちたい」という強いオーラが発せられているからだろう。

結局、昨日の夜中までには清書できず、朝早く起きてやる、などと言っていたが、いつもと同じ時間に起き、4分の1くらい書いて学校へ行った。学校に着いても、ずっと清書していたのだろう。先生が1時間目の間も書くことを許してくれたそうだ。それで間に合ったらしい。

息子は、数週間、数日頑張っていた2年生のドリルを手をつけない状態が続いていた。その代わり、毎日出される学校の宿題は、言わなくてもやるようだった。http://www2.nkansai.ne.jp/sch/hpkage/陰山英男先生の百マス計算のようなものから、文章問題、漢字の練習を、少しずつだけど毎日宿題として出されていた。昨日も、9時過ぎに息子の部屋を覗くと、一人で漢字の練習をしていた。

「エライねえ。」

「やらないと対戦に参加できないからね。」

面談のときに先生が言っていた、漢字の書き取り対戦のことか。

そのうち、漢字の対戦をやりますから。男の子たちは、勝ちたいからやる気になるんですよ。と、先生が言っていた。

息子が勉強できない、という話をした後の先生の「安心してください。」コールだった。
先生の思惑は、見事的中だったのだ。息子の性格からして、対戦などといったら、遊戯王カードの対戦も、漢字の対戦も、同じことで、勝つか負けるか、なのだ。練習しなければ参加さえもできないのなら、それはエライことである。やるっきゃないのだ。

面談の日に、息子は絵の具セットを忘れたらしく、同じクラスの子たちが絵の具セットを持っていたので、

「あれ? 今日、絵の具必要だったの?」

「○○くんのお母さん! うん、○○くん忘れてたよ。」

次から次へと子どもたちが来て、うちの息子が忘れて一人で漢字の練習をしていたと口々に言う。

「ほら。」

と、黒板の隅に息子の名前が書かれている。忘れた人の名前が書かれるらしい。

おいおい、勘弁してくれよお。

面談で呼ばれてすぐ、

「絵の具セット忘れてしまったようで、すみませんでした。」

「いいえ〜。忘れて困るのは本人ですから。気になさらないでください。
本人も思うところがあったようです。
絵の具セットがないことにはできないんで、漢字の練習をさせたんですが、途中で『「忘れてどうだった?』と聞いたら、『つまらなかったよ。』と言っていました。『忘れて困るのは自分なんだよ。』と言うと、『今度は忘れない。』と言ってましたよ。」

「勉強もできないし、運動神経もないし、救いようがないかと。」

「そんなことないですよ。学力テストだって、79点ですよ。」

「びっくりしました。」

「びっくりとはどちらの意味の?」

「0点かと思ってましたから。」

「去年だって、そこそことってるはずですよ。」

「去年も学力テストあったのですか?」

「ありましたよ。」

「知りませんでした。」

なんという母親だ。

「来年は、80点以上取れるようにしていきますよ。」

私がまだ不安気だったのか、

「ご心配なく。力がある子ですよ。これからぐんぐん伸びてきます。
上のお子さんとタイプが違って、子どもらしいかわいい感じの子ですね。上のお子さんは、繊細な感じでしたが、下の子も自分の意見をしっかり持ってる子ですよ。
素直で明るくて、優しくていい子ですよ。大丈夫ですよ。」

と、まあ、そんな感じである。


ちなみに娘の面談で、受験のことは話した。その他のことは、まあありきたりなことを話した。いつものように、落し物とか、忘れ物とか、まあ、だらしがない話というか。だから詳しいことは思い出すだけ無駄ということにして。





さて、夫は、数日前からダイエットに励んでいる。

彼は、結婚前は、毎日がダイエットだった。バンドのギターリストとして、あるべき体型を維持するためだったらしい。今は68kgくらいらしいが、今よりも10kgは軽く細かったのだ。2年ほど一緒にバンド生活をしていたが、その間、ファミレスに行っても、ビールとサラダしか食わなかった。私は、その頃は食べても太らなかったので、ガンガン食っていた。ただし、もともとフライも天ぷらもグラタンとかも嫌いで、和食好きだったのが功を奏していたのかもしれない。

夫は、もともとは高カロリーもの好きだった。トンカツとか、ドリアとか、ピザとか。私は、結婚して随分と好き嫌いがなくなった。夫が好きな高カロリーの食品も一応食べられるようになった。夫が痩せるとなったら、私も痩せなければなるまい。


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というわけで、夫は走ろうかな、と言うので、
娘が塾に行っている間に、夫が走り、私は歩く、を実行することになった。

そして今日が初日。夫は8時過ぎに帰ってきて、それから公園に行く。
夫は何週か走って歩く、息子は走ったり歩いたり、私は歩く。
以前住んでいたマンションの人と出会う。
彼女は、ずっと続けていたのだ。
以前、聞いたことがあった。
「夜8時くらいから歩いているのよ。」と。
その頃の私は、朝5半時くらいから歩いていた。

続けるってすごいこと。
私は、いつまで続けられるのだろうか。


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