2002年12月16日(月) |
中3時代〜トミーとマツとか柴田恭兵とか |
TVでは「トミーとマツ」という、 トミーこと、国広富之さんと、マツこと松崎しげるさん、石井めぐみさんが出演している刑事ドラマが人気だった。 女みたいだと言われ、「トミコーー。」と呼ばれるとすこぶる強さになる国広富之さんは、当時の甘いマスクとあわせ人気があった。
友だちもトミーこと、国広富之さんが好きだった。
今は無き、平凡と明星という本を友だちと学校の休み時間に眺め、 表紙を開けてすぐにスターたちのシールなどがついていた。
みんなで好きなスターの分を分けようということになり、 トミーほど好きではなかった柴田恭兵さんをなぜか指名してしまった。
色黒で上半身裸、ひきしまった身体の恭兵さんのシールだった。
なんかみんなと同じ人、というのが嫌、ただそれだけの理由だった。
当時はまだそれほど人気はなく、その後、どんどんブレイクしていくんだけど、 「赤い」シリーズで「しのぶちゃん!」と意気込み言うセリフは、キュンとなったものだ。 未だに、誰かこの真似してくれよ、と思うのである。
「俺たちは天使だ」 「プロハンター」 彼、最高でしたよね!
早速、彼のおっかけをはじめてしまう。
当時、原宿に事務所があり、夏休みのほとんどをここで過ごした。 事務所は、日本で初めて建ったアパートだと聞いた記憶がある。 蔦のからまるコンクリートのアパート、天井が低く、何棟か同じ建物が続く。 原宿のキディランドとかの前辺りだっけ? 最近原宿行ってないから定かじゃないんだが。
毎日毎日事務所に行き、事務員さんと仲良くなった。 私は彼女のことを一生覚えておきたい。 小柄でとても愛くるしい顔の綺麗な人だった。
当時活躍している劇団員の奥さんで、「命」という映画にも出てくる、 東京キッドブラザースの演出家、東由多加さんの妹さんだった。
私はさみしいと事務所に行った。 誰も家にいない、だから事務所に行ってたのだ。
彼女は、私にいろんな仕事を与えてくれた。 彼女には子供が二人いて、こいつらがめちゃくちゃ生意気なんだけど、 放っておかれてさみしい、という点は一緒だった。 夏休みのこの時期、彼等の勉強を見てあげたりした。
恭兵さんが事務所に立ち寄ると、カチンコチンになって、 何もできなかった。
私と同じように&毎日のように来る同世代の女の子たちと仲良くなり、 その子たちと一緒に行動するようになった。
その子たちもまた、私と同じ、母一人子一人、母親が夜の仕事していて、 さみしい者同士だったのだ。 その頃、友だちの家で、友だちのお母さんが出勤前の化粧をしていて、 ただのおばさんだったのが、
ぶっとんだことがある。 化粧はこんなにも化けるものなのか、と。。
そいで当時の私も頑張ってはみたが、童顔な上の化粧なんて最悪だった。 ちなみに18歳過ぎてもなお、
それでも15歳でディスコヘ行きましたよ。 ただでご飯食べられたしね〜。
まあ、今日はこのくらいにしておく。
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