2002年11月21日(木) |
真剣だからこそ悩むんだ |
6年生になったら塾の拘束時間も確実に長くなる。 今できることをたくさんやらせてやらせてあげたいと思う。
友だちと遊んだりすることから学ぶこともあるだろう。 本が面白いなら読んで欲しい。 マンガも読みたいなら読めばいい。 主人公はどう感じたか、どんな話だったか、読んで自分はどう思ったか。親子で話してみてもいい。 この前フリーマーケットで買った「コナン」のマンガからだって、親子の会話、果ては人間の心の動きを話し合えたりする。
お手伝いからもいろんな勉強ができるだろう。 やりたければどんどんやればいい。
勉強は全てをやろうとして消化できるものではない。 きちんと理解できていなければ、違う角度からの質問に戸惑ったりして点数につながらないものだ。 まずは基本、それができてから次に進めばいい。 基本もおろそかな上に、ひねった問題を繰り返しても混乱するだけで理解はできまい。
月水金の週3日、天気のいい日は公園で5時まで遊び、天気の悪い日は友だちの家に遊びに行ったりうちにきたりして遊ぶ。 それでいい。 その代わり、学校から帰って15分は勉強、遊びが終わってから塾までの時間は勉強及び支度、 メリハリをつければいいことだ。
集中力なんて続かない。 眠かったら寝ればいい。
塾がない日はだらだらすればいい。きちんと時間を決めて計画立てた分はしっかり勉強すればいい。
当日の分が終わっても終わらなくても、睡眠時間8時間を切るようなら寝た方がいい。
遊びたいなら遊ばせる、睡眠時間の確保、読書が好きならさせる、手伝いも時間が許す限りしたければさせる、習い事もピアノは本人も続けたいので続けさせる。
それでいいんだ、5年生までは。 1月まではそれでいい。
6年生になったらその時にどうしたらいいのか、また考えればいいんだ。
なのに、なぜだ?
今週は全く友だちと遊んでいない。 たった月・水、と二日間だけど、この二日間だけでも「友だちと遊んでいない」という事実に、母は思い悩んだりするのである。 5時までは遊べるんだから遊べばいいのに、 メリハリつければいいことなのに、と。
娘は、今までのテストの出来の悪さから、こんなんじゃいけない、と思っている。 だからやたらと勉強時間にあてたがる。 だらだらやってて頭には入っていないはずなのに、 点数にも結びつかないであろうことを、それも楽しそうに作業している。 勉強が嫌いなはずなのに、調べ物したりしながら1人で納得したり喜んだりしている。
そういえば2歳の時に、こどもちゃれんじの付録のブロックで、 寝かせようとしても頑固として遊び続け、夜中の2時までずーーーーーっとやっていたことがあった。
あの時の母の心境なのだ、今まさに。
ここ数日勉強だけで12時になっている。 11時半には寝て欲しいのに、勉強の後もまだマンガが読みたいらしく、 昨日も12時から「コナン」を読んでいた。
朝はもちろん起きられない。 7時半に起きればいいのだけど、爆睡していて起きられない。 息子は6時に寝ても起きられないんだけどね。 >それはほっておいて、と
「学校遅刻していく?今日は何もないの?木曜日だけど『花さか委員会』は?」 まるで「花さかじいさん」似の『花さか委員会』では、木曜日に水やりの当番らしい。
こんな言葉は毎度かける。 疲れた娘を見ると、遅刻してってもいいのに、休んでもいいのに、と思う。 でも娘は、 「今日は苗を植えなきゃならないの。」 「家庭科で○○があるの。」 「今日はスローガンを決めるの。」 「今日は○○の準備があるの。」 いろいろ彼女にも諸事情があるのである。
だから今日も 「木曜日だ!(=花さか委員会)」 と20分遅れで起き、遅刻手前で学校に行った。
今日は、木曜日、塾もない。 なのに、今日もまた、(友だちと)遊ばない、と言う。 自分の部屋の散らかり具合を見るとイライラしてきたので片づけたいと言うのだ。
学校から帰って片づけながら、こんなところにこんなものがあった、と見つけては、自分が必要でなくなったものを、弟にあげていたりした。まるで姉弟の金銭の絡まないフリーマーケット状態だ。
私は日中外に出ていて疲れていて、6時半には限界で横になりたかった。 「まだ終わらないの?」 「準備が出来たら言うから寝てていいよ。」 と言う。
布団を敷き、横になり目を閉じ、 15分後にふと目が覚めると夫がリビングに座っていた。 夫が帰って来たのも気付かず爆睡してたらしい。
夫はカレーが食べたいと言い、 「今から材料買って作るのは〜。」 と言うと、食べに行こうという話になり、娘の片づけが一段落した30分後に食べに行った。
夫はそれを見て、腐ってるみてーだな、と言った。(-_-;)
帰ってきて一緒に勉強しようとしたが、自分でやりたいと言う。 漢字やって、算数やって、わからなくなったら呼ぶからそれまではいい、と言うのだ。 どうしても一緒にいたいのなら、何もせず隣りで座って見ていろ、と言う。
これは、大人になったということなのか? 複雑な思いだ。
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