思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年10月29日(火) 新6年生の父母会

いつも寝ちゃうんだよな、父母会。
先生の声が「子守歌」のようにすやすやと。。

というわけで、いつもは友だち同士で交替で寝てたりするんだけど、
今日はこの前神奈川学園で会った同じクラスのお母さまと入口で会ったので、
思いがけず一緒に座ることになった。
>っていうか、自分から声かけたんだけどさっ。



室長が話すんだけど、結構眠れないくらい爆笑の渦だった。


面談でもね、よく聞くのはね、

「うちの子、計算ミスが多いんです。10問中3問ぐらいはミスするんです。
この計算ができると、これだけの点数になって、これだけの評価になって・・・」

と、夢のようなお話をしてくれるんですが、

計算ミスくらいしますよ。
ターミネーターじゃないんだから。
計算したうちの7割取れてれば良しとしましょうよ。
それをね、愚痴愚痴言っちゃうわけですよ。

「あーあ、またやっちゃって。」
「だから言ったでしょ。」
「お母さんの言う通りにしないから。」

って、本人わかってるんですよ。

いや、わかってるはずです。

わかってると思いたい。


それよりも他の問題にかかりましょうよ。

計算ミスを指摘するのは、6年の今の時期で十分です。
そうすれば本人も気を引き締め、素直に聞き入れるでしょう。
今は反発するだけです。


社理のいい方、無理してやらなくていいです。
社理はやればやっただけできます。
だから頑張っちゃう。
4年生の時に一生懸命やって点数がよかった子も、
大してできなかった子も、
5年生のスタート時には同じになっているんです。
子供は忘れるんです。
今、頑張っても、来年になってしまえば同じです。
だから繰り返しやるんです。
春期でもやります。夏期でもやります。
6年になったらこれでもかってくらいやりますので、今は抑えてください。
確かに評価は社理もやらなきゃいけないようなシステムになっていますが、
6年になって強いのは国算ができる子です。

「比を制すものは受験を制す」ってね。

11月から12月は算数の教科月間として毎週小テストをして、今までの復習も兼ねて理解してもらいます。



まあ、そんなとこ?

いや〜、6年になったら大変だとは思ってたけど、こんなに大変とは思わなかった。
週3に加え、毎週日曜日がテスト、午後は日特。
なんだそりゃって感じ。

更に特別選択講座とか単科講座とかいろいろとったら休みがない子もいたりして。

ちなみに、単科講座は、偏差値45未満のための算数と、偏差値60以上の子のための算数と、偏差値55以上の記述だけで、一体中間の子はどうしたらええねん!て感じだ。

不思議だ、どうにもこうにも不思議だ。

45以下の子は、これで頑張って上に上がってくるんだろ。
50位の子はどうすればいいんだ?

その時になって不安があれば聞いてみようと思う。




夫は、仕事場から直接空手に行き、夜11時に帰ってきた。
足のおやゆびの皮が深くベロンと向け、汗くさい胴着を持って帰ってくる。
そのままむしろうとする夫に、そのまま絆創膏した方がいいと伝え、
布団を敷き、いつでも眠られる用意をし、
二人の話以外の、子供達の話、ニュースの話など、いっぱいいっぱい話した。

本当は今後の夫婦について話したかったけど、
もう夜も遅いし、今から討論する元気はお互いにないので敢えて触れなかったんだと思う。

話の中で、昨日の日記には書かなかったが、
娘と二人でフランス料理連れてくうんぬんって時に、
「つぐないだ」
という言葉を夫がちらっともらしていた。
「どういう意味?」って聞いても「なんでもない」と答えなかった。

今日、娘は友だちに英語教室のハロウィンパーティーに誘われて行った。
誘われてもいない息子もまたハロウィンの格好して望み、先生の配慮で参加させていただいちゃったんだけど。。
娘はしっかりとシンデレラの格好をしてたのが恥ずかしいのか、コートをぬごうとせずだだをこねていた。
友だちもまた困っていた。
かわいいんだからぬぎなよ、とずっと勧めていた。

私が娘を呼び、肩を抱き、念ずるように、
「いい加減にしなさい。気持ちを切り替える。」
と、どすの効いた声で語りかけ、
なぜか娘はすんなりとコートを脱いでみんなの中に溶け込んで行った。
初めてのことだった。
こんなにも気持ちもさっと切り替わり、楽しくしている娘。

その後は実家に行ったので、帰ってきてからいっぱい褒めてやった。

娘は娘なりに頑張っていること。
息子も息子なりに頑張っていること。
そんな話を夫にした。

夫は素直に聞いていたので、つい、その、昨日からの疑問点を聞いてみようと思った。

まず、私は今、娘につぐなっていることを伝えた。

きっと娘がこうなってしまったのは、小さい頃に(パパの)怒鳴り声を聞いて、怒られたらどうしよう、何か言われたらどうしよう、って思ってしまったからだと思う。
そしてそれを守ってやれなかった私の責任だと思う。
失敗したっていいんだよ、怖くないんだよ、よく頑張ったね、って言ってやれなかった自分の責任だと思う。今、それをつぐなわなくちゃいけないんだと思ってるってこと。
パパも昨日、「つぐないだ」って言ったよね。
それって同じ意味?

「そうだよ。」


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